| 【1】第三者評価機関名 | (公社)新潟県社会福祉士会 |
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| 評価調査者研修修了番号 | SK2021107 SK2022016 SK2021109 202108 |
| 【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 36名 | |
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| 施設長氏名 | 高野 善晴 | 所在地 | 新潟県 | |
| URL | http://niigatacaritas.or.jp/ | |||
| 開設年月日 | 1978年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人新潟カリタス会 | |
| 職員数 | 常勤職員 | 19名 | 非常勤職員 | 6名 |
| 有資格職員 | 保育士 | 3名 | 調理師 | 2名 |
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| 施設設備の概要 | (ア)居室数 | 本園(670.38㎡、定員18名) | (イ)設備等 | カリタスの家(227.6㎡、6名定員) |
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| (ウ) | あすなろの家(191.76㎡、6名定員) | (エ) | たいようの家(186.08㎡、6名定員) | |
| 【3】理念・基本方針 | (法人の理念) あたえられた生命(いのち)を尊び、育み、人を生かす力となります。 (聖母愛児園の理念) 1.キリスト教的人間観を根幹として、愛の心で寄り添い、向き合います。 2.施設が安心・安全な生活の場となるよう、養育の専門性を高め、個々の最善の利益を追求し、家庭支援に努めます。 3.施設のもつ機能を活かし、地域社会への貢献につとめます。 (基本方針) 1.個別化の支援 2.社会性の確立 3.信頼関係、愛着関係の確立 4.家庭、地域社会、関係機関との連携 5.自立支援 |
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| 【4】施設の特徴的な取組 | 支援の質自体何かを絶えず自分たちに問い続けながら取り組んでいる。 一人ひとりの支援が異なり、自分たちの支援がどこまで必要か、また向上させることの可能性を追求できるのか、不安ながら、あきらめずに前を向いて取り組んでいる。 |
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| 【5】第三者評価の受審状況 | 2024年04月01日(契約日)~ 2025年03月31日(評価結果確定日) | |||
| 前回の受審時期 | 令和3年度 | |||
| 【6】総評 | 【特に良いと思う点】 ○退所後の子どもたちへの支援 退所後の子どもたちが社会で自立し、健やかに成長できるよう、さまざまな支援を行っている。特に、福祉的支援を必要とする子どもたちには、退所後の支援計画を丁寧に策定し、円滑な社会移行を促している。さらに、退所児童を施設に招き、宿泊体験を実施したり、イベントを開催したりして交流を深めることで、子どもたちの悩みに耳を傾け、助言を行い、安心して生活できるよう支援している。 退所後、近隣で生活する子どももおり、施設の職員との信頼関係のもと、安心して暮らしている。こうした取り組みから、施設は退所後も子どもたちとのつながりを大切にしていることがうかがえる。 ○子どもの権利を守るための取り組み 権利擁護委員会を中心に、子どもの権利についての学習会やロールプレイを実施し、権利侵害が起きやすい状況を分析し、全体会議で検討している。また、職員間のコミュニケーションを強化し、情報共有や意見交換を活発に行うことで、権利侵害を未然に防ぐよう努めている。さらに、不適切な関わりを防ぐため、職員の心身の安定とOJTの強化が重要と考え、職員の孤立や精神的負担の軽減を目的に、本園で集まりの時間を設けたり、心理職員によるストレスマネジメント講話を実施している。また、ケースカンファレンスの充実、専門職の積極的な関わり、職員の集会などにも取り組んでいる。 【特に改善が求められる点】 ○働きやすい職場環境づくり 記録業務や会議への参加、学校関連の業務などが時間外に及ぶことが多く、業務量の多さが課題となっている。職員アンケートからも、業務負担の大きさや改善を求める声がうかがえる。施設としてはワークライフバランスに配慮した仕組みを整え、出産や育児に対応した柔軟な働き方を可能にすることで、継続して働ける環境を提供している。また、グループスーパービジョンを導入し、職員が業務を一人で抱え込まない体制づくりに取り組んでいる。さらに、職員のメンタルヘルス対策として、研修の実施などにも力を入れている。 しかし、職員の年齢層が若く、勤務年数が短い職員が多いことを踏まえると、全職員の意識を前向きに保つためには、現在の体制では業務負担が過剰になっていることが課題となっている。根本的な業務量の見直しや対策、業務改善が求められる状況であり、職員体制の強化やメンタルヘルスへの配慮も必要とされる。 施設内にはさまざまな課題があるが、人材育成や職員の定着を促進するためにも、労働環境の改善への早急な対応が求められる。 ○アセスメント実施の徹底 今回の第三者評価における職員からの聴き取りの中から、日々の多忙な業務や複雑な家庭背景などが影響し、アセスメントシート類、特に「入所後のあゆみ」の作成が十分に行われていないとの意見が聞かれる。施設としては、作成期限が設けられておらず、児童担当職員の裁量に委ねられている部分が多いことが一因であると分析しており、生活環境が変わった後に作成・追記されるケースもあり、課題として認識されている。これらのアセスメントシートは、退所時だけでなく、施設内での情報共有や担当職員の変更時にも活用されるため、適切に管理された上で作成が進められることが望ましい。 |
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| 【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 具体的で詳細な内容の項目であり日常的には意識しないで取り組んでいることも、目的や意図することを確認し、また明確にすることができました。まだまだ計画段階で実践となると取り掛かれていないと思われる点も多くあり、課題や問題点を実感として受け止めることもできました。 今後、第三者の視点を役立て、さらに取り組む内容の点検整備を行い、日頃の業務に関する取組に生かしていきたいと思います。 |
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