社会的養護施設第三者評価結果 検索

サン野菊尼崎

【1】第三者評価機関名 (特非)福祉市民ネット・川西
【2】種別 母子生活支援施設 定員 20世帯
施設長氏名 瀬戸 敏也 所在地 兵庫県
URL http://www.amashaji.jp/
【3】実施調査日 2014年10月01日~2015年03月18日
【4】総評  この度の第三者評価受審にあたって全職員で取り組んだ自己評価は、職員にとって多くの気づきと、これまで自分たちが実践してきた支援を振り返ってみる貴重な機会となった。現状把握することから見えてくる課題の整理、改善策の検討、さらに、今後施設が目指す方向性をあらためて考えてみるチャンスともいえる。
 施設長として、今後の舵とりが期待されるが、職員の能力を引き出し、専門性とやる気を活かせる職場づくり、職員の参画を推し進める環境が何より必要である。平行して、組織としてのゆるぎない体制強化にも着手していかなければならない。施設長自身が、職員との対話を重視し、自らも主体的に協働していこうという積極的な姿勢を持っており、今後の取り組みが期待される。
 又、今回の第三者評価は、職員一人ひとりの意欲と、それが結集された強力なチームワークが見なおされた機会ともなった。このチームワークを持って施設の特性をもう一度振り返り、できることから取り組まれてはどうだろうか。特に、子どものアセスメント及び自立支援計画の充実、これまでの経験と実践を形にした支援方法の標準化等、まずは着手していただきたい。
 全員で取り組んだ自己評価から第三者評価を、組織的、継続的な体制として定着させることで、長期的に取り組むべき目標達成が見えてくる。この機会を活かし、地域に向けて施設ができること、地域から求められることなどを視野に入れた将来像を、描いてみてはどうだろうか。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
 今回、初めての第三者評価の受審にあたっては職員間でサービスや業務について自己評価を行いましたが、職員全体で読み合わせをしていくなかでサービスのとらえ方や支援の方向性の統一化の必要性が明らかになり、業務の改善なども含めて、運営面での諸課題の共有化を行うことができました。そのことを踏まえてのこの度の評価では、自己評価では気づいていなかった点や支援の在り方、地域との結びつきについて評価委員の皆さんから客観的な立場で具体的な指摘や助言をいただきました。
 今後はこの評価結果をもとにサン野菊尼崎がこれまで行ってきた取り組みの良いところはさらに発展させ、不足しているところはさらなる充実に向けて職員間の討議を行いながら、母と子が安心して生き生きと生活できるサービスを提供していきたいと思います。
 最後に、受審にあたっていただきました評価委員の皆さまのご指導・ご助言に感謝申しあげます。
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