【1】第三者評価機関名 | (社福)和歌山県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK18250 SK18248 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 20世帯 | |
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施設長氏名 | 中浴 哲夫 | 所在地 | 和歌山県 | |
URL | http://mutsumihome.com/shisetsu/index.html | |||
開設年月日 | 1955年08月01日 | 経営法人・設置主体 | 紀の川市・岩出市 一部事務組合 | |
職員数 | 常勤職員 | 10名 | 非常勤職員 | 6名 |
有資格職員 | 保育士 | 6名 | 臨床心理士 | 2名 |
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学校心理士 | 1名 | 会計年度嘱託職員 | 1名 | |
調理師 | 2名 | 医師 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 20部屋・20世帯 | (イ)設備等 | 冷暖房完備、照明器具、Wi-Fi可、ユニットバス、トイレ |
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(ウ) | DV専用ガレージ、防犯カメラ、利用者物置 | (エ) | 運動場、中庭、保育専用園庭、花壇・畑、駐車場、駐輪場 | |
【3】理念・基本方針 | 【理念】 母と子の安定した生活を守るため共に歩みます 【基本理念】 ・母と子のあらゆる人権侵害を許さず、尊敬をもって生活を守るための支援を目指します ・母親と子の主体性を尊重した自立への歩みを支えます ・職員の研鑚と資質向上に励みます ・地域社会から信頼される施設として支援を行います |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・利用者への主体性を尊重し、自発性を高める関わりを重視している。 ・併せて、母に気持ちに寄り添い、母の意思を尊重した支援を行なっている。 ・毎日の学童保育の実施、病児保育の預かりを行い、安心な就労を保障している。 ・イブニング保育で母への負担の軽減をはかり、生活の効率を高めている。 ・小中高校生の学習支援を行い、進路選択の幅を広げられるよう取り組んでいる。 ・家事支援を積極的に行い、利用者と共におこなうことで生活習慣のスキルの向上を図っている。 ・精神的不調な利用者家族に、総合的な支援を行なっている。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2020年05月18日(契約日)~ 2020年10月21日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成29年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価が高い点 1、入所者の安心・安全に配慮した取り組みがされている。 施設は、地区の高台に位置し、緑豊かな自然に恵まれ、施設内も清潔さが保たれ、落ち着いたアットホームな雰囲気である。防犯カメラ等も設置され、夜間は宿直職員も常駐しており、入所者の安心・安全が確保できている。 2、母親と子どもへの日常生活への支援が行き届いている。 処遇特別加算としての生活支援員も配置され、様々な母親への個別支援や全職員での母親子どもへの見守り、積極的な声掛け、困りごとの相談等きめ細やかな関わりがされている。 3、退所後のアフターケアが充実している。 退所した母子が施設を訪れることも多く、個々の実情に応じた対応がなされている。 ◇施設の特徴的な取組 ・利用者の必要に応じて、各部屋にはWI-FI等の通信網が完備され、母親の便利さや携帯電話等の費用軽減にも繋がっている。 ◇改善が求められる点 ・施設の特性は理解されるが、施設の更なる社会的認知度の向上や活動の理解促進等に繋げられるよう、職員の専門的スキルの向上とともに、機会をとらえて地域に還元する取組が期待される。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 当施設の伝統である入所者への安らぎと安心を確保しながら、アットホームな雰囲気で支援がきめ細かく充実していることを評価していただましたことに、お礼申し上げます。今後もこの伝統的な良い支援を継承しながら、その時々の職員体制や利用者の状況に応じて、柔軟な対応ができるよう支援内容を検討し、さらに支援業務等の充実と施設内環境整備に努めていきたいと思います。 また、今後の課題である社会的認知度の向上についても、地域代表者(民生委員、議会議員等)との会合を開催したり、地域の行事に参加するなど、地域交流等の向上に努めてまいります。 |