【1】第三者評価機関名 | (社福)和歌山県社会福祉協議会 |
---|---|
評価調査者研修修了番号 | SK18250 養第29-4号 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 20世帯 | |
---|---|---|---|---|
施設長氏名 | 堀口 久男 | 所在地 | 和歌山県 | |
URL | ||||
開設年月日 | 1979年04月22日 | 経営法人・設置主体 | 伊都郡町村及び橋本市児童福祉施設事務組合 | |
職員数 | 常勤職員 | 7名 | 非常勤職員 | 0名 |
有資格職員 | 保育士 | 2名 | ||
---|---|---|---|---|
施設設備の概要 | (ア)居室数 | ・居室数20室 ・定員20世帯 1DK(6室)20.16㎡ 2DK(14室)24㎡ | (イ)設備等 | 居室(ユニットバス、トイレ、エアコン、照明器具、ガス台、内線、放送設備) |
---|---|---|---|---|
(ウ) | 防犯カメラ、防犯センサー、駐車場 | (エ) | 利用者用物置(各世帯毎)、運動場、畑 | |
【3】理念・基本方針 | (理念) ・子どもと母親を一人の人として尊重し、安全で安心できる母子の生活を支えます。 ・子どもと母親の権利を擁護します。 ・子どもと母親のニーズに対応する支援を提供します。 (基本方針) ・「母と子の権利と尊厳の擁護」を基本理念に、母子の生活の安定・精神的な安定・児童の健全育成に重点をおき、母子が速やかに社会に自立できるよう寄り添い歩みをともにしながら支援に努める。 ・母親と子どものそれぞれの人格と個性を尊重し、人としての尊厳を重視します。また、合理的で計画的な一貫した専門的支援を行う。 |
|||
【4】施設の特徴的な取組 | 敷地内の土地に畑をつくり、施設長が自ら先頭に立って季節の様々な野菜を栽培し、収穫後には、バーベキューをしたり、焼き芋をしたりと母親も子どもも楽しめる集いを開催したり、新鮮な野菜を提供したり、又、子ども達には野菜の生育過程が自然に目に触れる環境を意識した取り組みがされている。 | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2020年03月03日(契約日)~ 2020年12月10日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成29年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価が高い点 ・高野山の麓の自然環境豊かな高台に位置し、防犯カメラやセンサー等も完備され、入所者の安全・安心な生活が保たれている。 ・特別な配慮の必要な母親や子どもに対し、生活全般にわたりきめ細やかな寄り添った支援がなされ、日常的に接する中で、母親や子どもの思いを受け止めつつ、言葉がけを通して信頼関係の構築に努めている。 ・入所者の様々な背景を理解し、困りごとの相談に応じたり、行政手続きや保育所の送迎などの同行支援を含め、利用者第一を考えて取り組む職員のひたむきな姿勢が、資質向上を目指す意識に繋がっている。 ◇改善が求められる点 ・入所者の減少に歯止めがかからない現状は理解できるが、広域範囲に周知を図るべき各関係機関やネットワークをフル活用し更なる認知度の向上に努められたい。 ・施設内の職員体制上、厳しい状況であることは推測されるが、職種の枠を超えた更なる情報・状況の共有化の構築に取り組まれたい。 |
|||
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 三年に一度、第三者評価を受審することによって、職員が振り返りを行い、改めて実践の本質について考えさせられるよい機会となり感謝しております。 普段、支援していることを高く評価していただいた点は職員の大きな励みとなりました。今後も継続していきたいと思います。 改善点やご助言いただいた内容は真摯に受け止め、より良い支援を目指し職員間で検討を重ねながら取り組んでいきたいと思います。 |