社会的養護施設第三者評価結果 検索

愛知昭和荘

【1】第三者評価機関名 (特非)あいち福祉アセスメント
評価調査者研修修了番号 SK18135
29地福第1810-1号



【2】種別 母子生活支援施設 定員 30世帯
施設長氏名 冨田 正美 所在地 愛知県
URL
開設年月日 2011年04月01日 経営法人・設置主体 社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会
職員数 常勤職員 5名 非常勤職員 2名
有資格職員 社会福祉士 1名 保育士 5名
幼稚園教諭 1名 教諭(小、中、高校) 1名
施設設備の概要 (ア)居室数 30室 (イ)設備等 集会室、静養室、面会室、広場、事務室
(ウ) (エ)
【3】理念・基本方針 (理念)
母と子の権利と尊厳を擁護し、ひとり親家庭および寡婦の福祉の向上を図ります。
母と子の自立への歩みを支え、地域社会での生活の安定と向上をめざします。
(運営方針)
母と子の人権を擁護し、安心して安全に暮らせる生活場所を提供します。また、一人ひとりの課題に応じた支援を行い、母と子が生活を確かなものとし、地域社会での生活に向けて支援します。                                                          
【4】施設の特徴的な取組 名古屋市の閑静な住宅地の一角に位置し、近くには保育園や小学校、商店街や公園などもありまた、地下鉄や市バスなどの交通の利便性も高く生活がしやすい環境下にある。事業所は平成23年4月に愛知県から施設の無償譲渡(土地は無償貸与)を受け民設民営として事業を開始している。法人の運営方針のもと母と子が安心して生活し、生活を確かなものとして地域社会での生活ができるように一人ひとりに添った支援をすることに努めている。事業所の秋祭りには地域の子どもたちも参加して模擬店やゲームを楽しむ機会があり、祭りの手伝いや夏休み等を利用して遊びや学習支援のなど高校生や大学生、マイクロバス運転手などのボランティアを受け入れている。また、地域の未就園児の親子に遊びの場の提供として集会室の一角を開放したり、施設の防災訓練には町内会長も参加をして一役を担っている。地域とのつながりや母親、子どもと地域との交流を広げるための取組をしている。                        
【5】第三者評価の受審状況 2019年08月23日(契約日)~ 2020年03月30日(評価結果確定日)
前回の受審時期 平成28年度
【6】総評 ・長い歴史を持つ社会福祉法人愛知県母子寡婦福祉連合会として母子生活支援の運営に着手して8年程であるが、職員一同、法人の理念や運営方針を共有しながら、母親や子どもが地域社会での安定した生活ができるよう、一人ひとりに添った支援に努めている。また、譲渡した施設の老朽化は進んでいるが、法人と連携を図り修理・修繕を計画的に行い、利用者が心地よく過ごせるよう環境の保全に心がけている。職員の平均在籍年数は5年であるが、中堅職員を中心に心を一つにして母と子に添った支援をしていくための取り組みに努めている。
・改善を求める事項として、マニュアルや手順書、手引きなどの未整備や内容の不備があり、職員への周知等が十分に図られていない。また、より母と子に添った支援をしていくうえで、運営に関する事項や支援などについて職員間での共有の度合いが薄い点を課題としたい。
                               
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント 今回、専門的かつ客観的な立場から評価をいただきました。
評価結果の高い部分については今後さらに推進をし、改善を求められた点については十分に検討を行った上で職員一丸となってサービスの質の向上に努め、より良い施設を目指して努力していきたいと考えています。
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