【1】第三者評価機関名 | (社福)静岡県社会福祉協議会 |
---|---|
評価調査者研修修了番号 | B15069 S15040 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 30名 | |
---|---|---|---|---|
施設長氏名 | 長谷川 アソカ | 所在地 | 静岡県 | |
URL | http://totjoy.com | |||
開設年月日 | 2009年12月05日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 浜松母子福祉苑 | |
職員数 | 常勤職員 | 10名 | 非常勤職員 | 6名 |
専門職員 | 施設長 | 1名 | 調理員 | 1名 |
---|---|---|---|---|
母子支援員 | 3名 | 少年指導員 | 3名 | |
保育士 | 個別対応職員、心理相談員 | 1名、1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 2DK(27世帯)3DK(3世帯)キッチン、トイレ、洗面所、浴室、バルコニー、冷暖房 | (イ)設備等 | 3階建、建築後10年、屋上は津波避難所 |
---|---|---|---|---|
(ウ) | 事務室、応接室、保育室、学童室、談話室 | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | 1)愛:人と出会い見守り、つながり、愛する 2)命:生けるもの全ての大切な命を守る 3)健康(心):健康な心であることに感謝をする 4)和:あたたかな和、さわやかな人間関係を築く 5)≪愛・命・健康(心)・和≫の4つの理念をつなげ、皆が平和な生活を送ることができるよう支援し、幸せの和を広げる |
|||
【4】施設の特徴的な取組 | 1)第三者評価と自己評価を連動させ、サービスの質をより深く向上するための方策を、職員全体で考える体制ができています。 2)施設独自の「トットジョイこどものけんりノート:バトン~たいせつなあなたへ~を作成して、子どもの権利擁護のために活用しています。 3)「事業報告書」に各種エピソードを記載することで、報告書を読む側にとっては、施設の支援内容がより明瞭にイメージできる、質の高い報告書になっています。 |
|||
【5】第三者評価の受審状況 | 2017年10月19日(契約日)~ 2018年03月19日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・外部研修を活用した職員の質の向上に積極的であり、復命書には施設長が研修目標に対する達成度やコメントを記して職員にフィードバックするなど、研修結果が施設全体の支援の質の向上につながるよう工夫されています。・「業務継続計画書」(BCP)を作成しています。 ・施設内保育や学童保育が充実しています。 ・学習指導員を施設で契約し、学習支援を手厚く行っています。 ◇改善を求められる点 ・中・長期計画が策定されていないため、施設経営を取り巻く環境や経営状況の分析をもとに目標(ビジョン)を明確に、中・長期の事業計画及び収支計画を策定することが求められます。 ・各種マニュアルを整備していますが、作成年月日や見直し期日の記載がないものが多いため、期日の記載が求められます。 ・「入所支援マニュアル」は、ありますが、日常支援の標準的な実施方法として不十分なものであり、確認や見直しの仕組みもないことと併せ、より整備された「支援マニュアル」作りが求められます。 ・母親と子どもの日常生活全般に関する満足度調査が行われていないことから、行事以外の機会にもアンケートや個別面談を実施して把握することが求められられます。 |
|||
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価事業に於いて、もちろん良い評価を得ることも大切ですが、各々が評価表に記入しながら、その項目の意味や問題点等を確認し把握して改善へと繋げていく事に意味があるとし、当施設の特長である施設内保育と学童教室、学習支援の更なる充実を図るための法人・施設の理念でもある(愛)人を愛する(命)大切な命を守る(健康)健やかな心身に感謝する(和)人と人との絆を繋ぐ、を軸にチームワークの強化と、チームでの支援を意識する事を課題としました。今後の施設は、入所者にとって心地良い環境を整えるだけでなく入所者が社会の一員としての意識を深め、地域に認められる存在になれるような働きかけと支援が求められてきています。また、規程やマニュアル作成についても作成した者自身が一つ一つの文章や単語の意味するものを理解していなければならないこと、作成年月日や見直し期日の記載の重要性も、職員全員が忘れずに行っていく事項の一つとなりました。 |