【1】第三者評価機関名 | (特非)秋田県福祉施設士会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15015 S15089 S-24-10 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 20名 | |
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施設長氏名 | 高坂 道子 | 所在地 | 青森県 | |
URL | http://www.city.aomori.aomori.jp | |||
開設年月日 | 1951年06月02日 | 経営法人・設置主体 | 青森市 | |
職員数 | 常勤職員 | 6名 | 非常勤職員 | - |
専門職員 | 施設長 | 1名 | 母子支援員 | 2名 |
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少年指導員 | 2名 | |||
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 20室 | (イ)設備等 | 廊下はセンサーによる自動的夜間照明設備 |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | (理念)母と子の権利擁護と生活の拠点として、安全、安心、安定した生活環境の提供と母子の主体性を尊重した自立への歩みを支えます。 (基本方針)・心に寄り添いながら支援をします。 ・一人ひとりの課題やニーズにあった支援をします。 ・自立支援、子育て支援、日常生活の支援等をします。 ・退所後も必要に応じてアフターケアをします |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・平成23年12月から施設改築のために休止しており、平成26年5月から供用開始(20世帯)。 ・新幹線「新青森駅」南口に面し、立地条件に恵まれ、安全性に配慮され、建物周囲には8台の防犯カメラ、寮内廊下には、自動的に人の動きをキャッチして点灯する照明設備があり、職員や宿直員が防犯カメラや目視で不審者侵入がないかなど、入所者が安全に安心して生活できるよう取り組んでいます。 ・現在2世帯が入居し、生活や就労の支援を行っています。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2015年11月06日(契約日)~ 2016年02月22日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 0回 | 前回の受審時期 | - | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・施設の安全性に重点が置かれ、外部には防犯カメラ(8ケ所)、内部には廊下のセンサーによる自動点灯照明が設置され、車いす入居者に配慮されたバリアフリーの入居室が特徴になっています。 ・入居者ニーズを大切にし、関係機関等による連携のとれた自立支援(施設長のリーダーシップの発揮)が実施されています。 ・「入所者の心得」や「業務マニュアル」等に、支援に必要な内容が記載され、明文化されるとともに、記録に関する書式も作られています。これらを活用して施設内研修や会議等で学習し職員としてあるべき姿勢や認識共有に努めています。 ◇改善を求められる点 ・施設独自の中・長期計画の策定と中・長期計画を踏まえた単年度事業計画の策定を望みます。 ・地域との交流、特にボランティア受け入れについての検討を望みます。 ・職員一人ひとり、利用者支援に努力しておりますが、組織内での役割責任を明確にして、利用者本位の取組を望みます。 ・「入所者の心得」や「業務マニュアル」のほか、提供資料の一部が支援側目線の文章になっており(例えば「規則・守ること・努めること・しないこと・してもらう等」)、利用者本位の観点から安心して生活が送れるよう配慮と工夫を望みます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回初めて第三者評価を受審し、施設の福祉サービスを客観的に評価していただきました。 当寮は、「心に寄り添う支援」を心がけ入所者の抱えている課題を共有し、職員一体となり、入所者への支援に日々取り組んでいます。入所者の傾向として、入所者の抱える課題が複雑になっており、多職種連携が求められることから、研修等を通してスキルを身に付けることが職員の課題と感じております。 改善を求められる点に「利用者本位の取組」という点があげられました。職員の姿勢、支援のあり方、入所者への配布資料(入所者への心得)など、すみれ寮全体において、検証する機会となりました。 また、「入所者の心得」については、「主役は母であり、子どもである」という視点から、表現の仕方等に留意し作成します。 中・長期計画や単年度の事業計画については、施設独自の中・長期計画の策定と中・長期計画を踏まえた単年度事業計画の策定に向け検討していきます。 そのほか、評価項目で求められている改善点については、丁寧に進め、福祉サービスの質の向上が図られるよう努めていきたいと考えております。 細部にわたり考察していただき施設の課題についてご指導いただきましたことに感謝申し上げます。 |