【1】第三者評価機関名 | (特非)エイジコンサーン・ジャパン |
---|---|
評価調査者研修修了番号 | S16044 1501C001 |
【2】種別 | 児童自立支援施設 | 定員 | 124名(入所可能数84名) | |
---|---|---|---|---|
施設長氏名 | 林 功三 | 所在地 | 大阪府 | |
URL | ||||
開設年月日 | 1960年11月01日 | 経営法人・設置主体 | 大阪市 | |
職員数 | 常勤職員 | 39名 | 非常勤職員 | 9名 |
専門職員 | 児童自立支援専門員 | 23名 | 家庭支援専門相談員 | 1名 |
---|---|---|---|---|
個別対応職員 | 1名 | 臨床心理士 | 2名 | |
看護師 | 1名 | 栄養士 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 男子寮:5カ寮、女子寮2カ寮、観察寮1カ寮 | (イ)設備等 | |
---|---|---|---|---|
(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | [基本理念] 【児童の自立支援に向けて】「強きよりも、賢きよりも、まことなる人とならんと」 【施設の雰囲気】 和やかな中にも「凛とした雰囲気」を醸し出した児童の自立支援を展開 【施設運営について】 「関係性」を重視した運営(信頼関係の確立) 【施設職員として】 一人の人間として自己成長を図り、本職として自覚と責任を備えた自立支援 [基本方針] ・非暴力・脱暴力を徹底し、児童が安心・安全・信頼を実感できる施設運営の実践 ・小舎夫婦制を基本とした「共に暮らす教育」の実践 ・心理的な発達及び社会的規範の再構築(育て直し)の実践 ・一人ひとりの自主性・自律性を尊重し、「がんばる」ことを支援する実践 ・児童の権利擁護を基本とした施設運営の実践 |
|||
【4】施設の特徴的な取組 | (1)開放的な支援 (2)小舎夫婦制による小集団支援 (3)施設内学校教育 (4)人間信頼を回復する支援 (5)家族再構築支 (6)心理士の治療教育・カウンセリングによる支援 |
|||
【5】第三者評価の受審状況 | 2018年02月13日(契約日)~ 2018年03月29日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | ◆特に評価が高い点 学園の基本理念である「強気よりも賢きよりもまことなる人とならんと」(力関係に頼るよりも、抜け目のない要領の良い人よりも、嘘偽りのない誠実な人になるように児童の人間性を育成する)に基づき、園長、教職員、寮長、寮母が一丸となって児童の自立支援に向けて取り組んでいる。 児童の大人に対する不信感を信頼感に変えるための「関係性」を活かす活動(信頼関係の確立)に力を注いでいる。 住み込みの運営形態である”夫婦小舎制”を基本とした「共に暮らす教育」を実践し、小集団でのケアを行う環境づくりに取組んでいることは大いに評価できる。 ◆改善が求められる点 新入職員の資質および専門性の向上に関して研修体制の充実が必要と考える。 職員不足のため卒業児童に対してのアフターケアーがまだ充分ではないので一考を要する。 保護者からの強引な引取りがあった場合など緊急に備えるための対応マニュアルを作成されることが望まれる。 |
|||
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 当園の取組み全般について、良好な印象を持っていただけたと感じ、また、当園スタッフにも、 今後につながる評価であったことを報告でき、職員一人ひとりが、前向きになれる結果をいただけたと感じました。 ただ、できていない項目やまだ前進せねばならない項目もあることは事実ですので、この事案については 園の中で、検討委員会等で再考し、取り組みを少しずつ改善する所存です。 |