【1】第三者評価機関名 | (特非)NPOかんなびの丘 |
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評価調査者研修修了番号 | S2022065 SK2021199 |
【2】種別 | 児童心理治療施設 | 定員 | 70名(入所50名/通所20名) | |
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施設長氏名 | 谷川 久美子 | 所在地 | 兵庫県 | |
URL | https://www.hwc.or.jp/shimizugaoka/ | |||
開設年月日 | 1975年05月01日 | 経営法人・設置主体 | 兵庫県社会福祉事業団 | |
職員数 | 常勤職員 | 41名 | 非常勤職員 | 6名 |
有資格職員 | 公認心理士(臨床心理士) | 12名 | 社会福祉士 | 9名 |
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精神保健福祉士 | 3名 | 医師 | 3名 | |
看護師 | 1名 | 管理栄養士 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 33室(うち、小規模グループケア5室) | (イ)設備等 | デイルーム(6室)静養室(5室)多目的室(2室) |
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(ウ) | 体育館 | (エ) | 家族療法棟 | |
【3】理念・基本方針 | 【清水が丘学園運営方針】 ・私たちは、子どもたちの権利を保障します。 ・私たちは、子どもたちの成長・発達を支援します。 ・私たちは、子どもたちの自立を支援します。 ・私たちは、家庭や地域の子育てを支援します。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | (社会体験事業)中学生を対象に地域での就労体験を実施してきたが、コロナ禍で活動できなかった代替として、児童が職員の体験談や助言を聞ける企画を実施しています。児童が職員からの話を聞いて具体的な将来の仕事に対するイメージを持つことができたようです。 (自治会活動)児童主体で運営する自治会活動を通じて、園の生活のあり方、主体性や自主性を養うことを目的としており、児童全体で話し合う場を持つことによる重要性を改めて知ることができています。 (セカンドステップ(暴力防止プログラム))小学生を対象に低学年と高学年に分け、セカンドステップを年間を通じて実施しています。児童の多くが虐待体験があるなど様々な課題を抱えていることから、感情のコントロール方法を身に付け、適切な対人関係を持てるよう支援しています。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2023年08月03日(契約日)~ 2024年03月15日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和元年度 | |||
【6】総評 | (1)特に評価できる点 ① 治療・支援の質の向上に関する要綱を策定し、チェックリストとして「あったかサポート」の結果を集計・分析し、各種会議等で情報共有するとともに職員にフィードバックして改善の取組に活用しています。 ② 地域の団体や市民に対して「児童心理臨床セミナー」や公開講座を実施したり,近隣の地区人権擁護連絡協議会に参加するなど、地域との接点を持つとともに、地域の福祉ニーズの把握や地域の福祉向上のための取組を積極的に行っています。 (2)改善が求められる点 ① 中期計画に記載されている「施設・設備のメンテナンス」が単年度計画には反映されておらず、今後は指定管理者としての制約があるものの中期計画と年度計画との整合性の観点から記載の工夫が望まれます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 新型コロナウイルスの影響で従来取組んできたことが実施できていないこともある中での受審となりましたが、前回受審以降に安全・安心な施設づくりのために取組んできた姿勢、強化した内容によい評価を頂いたのは、職員にとって励みとなります。引き続き更なる質の向上を目指し支援していきたいと思います。 また改善を求められた点については、真摯に受け止め、早期に取組むべきもの、長期的に改善を検討するものといった優先順位を考えながら課題等の改善、質の向上に努めていきたいと思います。 |