【1】第三者評価機関名 | (社福)佐賀県社会福祉協議会福祉サービス評価センターさが |
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評価調査者研修修了番号 | S2021103 H28-100 |
【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 20名 | |
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施設長氏名 | 堤 峯敏 | 所在地 | 佐賀県 | |
URL | https://jikeikai.saga.jp/midori/ | |||
開設年月日 | 1940年04月20日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 慈恵会 | |
職員数 | 常勤職員 | 39名 | 非常勤職員 | 4名 |
有資格職員 | 保育士 | 18名 | 公認心理士 | 1名 |
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看護師 | 5名 | 管理栄養士 | 1名 | |
里親支援専門相談員 | 2名 | 調理師 | 3名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 小規模ユニット制(4室) | (イ)設備等 | 地域交流スペース 床暖房 面談室 |
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(ウ) | 医務室・心理室 | (エ) | 親子訓練室 | |
【3】理念・基本方針 | 《基本理念》 乳児院みどり園は、児童福祉の理念に沿って子ども一人ひとりの固有の生命を大切に育み、健やかな成長・発達を願って人権を擁護し最善の福祉サービスの実践を目指します。 ・人格を尊重して個性を大切にします。 ・安心、安全な生活の場を提供します。 ・人との関わりや様々な経験を通して人間性を育みます。 《基本方針》 ・愛情と熱意をもって養育にあたります。 ・家庭を離れた乳幼児に家庭としての機能を果たすように創意工夫する。 (愛着の形成)(養育の一貫性)(個への援助) ・早期家庭復帰を目指す援助 ・地域との連携 ・職員の専門性の向上 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 家庭生活体験事業(職員などの家に外泊し、家庭的な生活を体験する) 小規模グループケアの実施 食育の取り組み(季節ごとの行事食・クッキング体験・自家菜園収穫体験など) 春の遠足・秋の遠足・七五三お祝い・運動会・クリスマス会などの季節の行事等での思い出作り・誕生児への手作りケーキでのお祝い |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2022年11月30日(契約日)~ 2023年03月20日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和元年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・職員一人ひとりが子ども達に対して細やかな愛情を注がれており、安心した養育・支援が行われている。 ・危機管理意識も高く防犯管理のシステム、災害時の備蓄等十分の確保が出来ている。 ・健康面でも各ユニットに看護師の配置、医療ニーズの必要な子ども達の対応等についてきめ細やか対応を心掛け ている。 ・里親支援事業を包括的に実施されている。 ・施設長は、職員の就業状況や有給休暇の取得率等を常に把握している事に加え、職員の心身の健康を心掛けて おり、年1回、個人面談・ストレスチェックを行っている。毎年健康診断を行うなど働きやすい環境の整備に 取組まれている。 ◇改善を求められる点 ・ 事業計画の策定には、職員からの意見を確認の上作成されているものの、計画の認知度に職員間で差がある ためより一層の理解度を高めるための取組に期待したい。 ・ 乳幼児の健康や安全、人権を重視するため地域との交流はごく限定的で、地域への貢献や福祉のニーズ把握は 法人内部のみで、施設での取組はあまりない。今後は地域住民に園の目的や役割を周知し、理解を図るととも に住民の協力のもとに、災害時の協力体制が整備されることを期待する。 ・これまでは保護者に対して、事業計画等について面会や行事参加の際に、直接説明を行っていたが、近年は新型 コロナウィルス感染症の影響で、面会や保護者の行事参加等を行っておらず、事業計画等の説明は できていない。コロナ禍の制限については、国の方針等で徐々に緩和されつつあるので、できるだけ保護者等に 事業計画を周知できるように施設としての取組に期待したい。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | コロナ禍の3年間でしたが保護者の方・職員間でも感染を危惧するあまりにコミュニケーションが不足していたと思います。 今回の第三者評価での結果をもとに施設内でしっかりと問題点・課題を職員全員で共有して改善に取り組みます。 また、職員人事考課につきましては法人全体で取り組むべき課題でもあり今後検討を行います。 評価者の皆様ありがとうございました。 |