【1】第三者評価機関名 | (特非)あいおらいと |
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評価調査者研修修了番号 | SK2022028 SK2021204 福246 |
【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 15名 | |
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施設長氏名 | 大西 道仁 | 所在地 | 兵庫県 | |
URL | http://www.sinti.or.jp | |||
開設年月日 | 1968年11月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 心地 | |
職員数 | 常勤職員 | 18名 | 非常勤職員 | 7名 |
有資格職員 | 看護師 | 6名 | 保育士 | 11名 |
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栄養士 | 2名 | 調理師 | 3名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 1棟 4部屋 | (イ)設備等 | |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | [理念] 「和顔愛語に努め、心地よい環境を」 ・子ども達をかけがえのないものとして守り育て、安心安全な生活を保障するとともに、子ども達の最善の 利益を守ります。 ・大切な子ども達一人ひとりの幸せと、健やかな成長を支援し、より家庭的な養育を行います。 ・地域の子育て支援や社会貢献に努め、誰もが利用出来る施設を目指します。 [基本指針] ・「人柄のよい子に育てよう」という目標のもと愛情をもって養育し、人間形成の基礎を培います。 ・職員は自己研鑽に励み、チームワークを大切にし、同じ方向性を持って家庭的な養育を行います。 ・地域のニーズに応じた子育て支援事業を推進します。 ・常に安心・安全に気を配り、察知能力を養い、危機管理に努めます。 ・保護者との連携を密にして、親の問題状況の解決や緩和を目指し、包括的な取組を行います。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 乳児ホームるりでは、理念である「和顔愛語に努め、心地よい環境を」にもとづき、基本方針である「人柄のよい子に育てよう」という目標のもと、愛情をもって育てられています。 また、施設の階上には児童養護施設を併設し、家庭復帰などが難しい子どもが住み慣れた生活空間から安心して次の施設へと移行することが出来ます。オアシス(授乳やおむつ交換等、気軽に立ち寄れる事業)や兵庫県西部の乳幼児の子育て支援協力施設として「ショートステイ」の受け入れや「育児相談」、「母と子の教室」が開催されています。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2023年06月01日(契約日)~ 2023年09月25日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和元年度 | |||
【6】総評 | 〈評価の高い点〉 1 思いやりのある養育支援 法人の使命や施設の理念に基づき、子どもたちへの愛情が感じられます。その愛情は、子どもたちだけでなく職員にも広がり、施設全体に思いやりのある雰囲気が醸し出されています。 2 一元的養育の取り組み 多くの子どもは、同じ建物にある児童養護施設に措置変更となっています。子どもの生育歴やライフストーリをつなぐ継続した養育環境があることは、子どもの成長発達にとって大きな強みとなっています。 3 退所後の支援の継続とアフターケア 退所後も出来る限りこれまでの養育が継続出来るよう配慮しています。退所後は、里親も含め行事等の際に声をかけ、生活の様子や親子関係について確認する機会としています。 〈今後に期待する点〉 1 中・長期計画の明確化 事業計画で中・長期計画について触れていますが、今後、運営体制や支援の質の向上のための具体的な項目の検討のほか、数値目標や成果等を設定することが必要です。 2 IT化の見直し 現在、情報共有システムを使っていない状況です。必要性を感じていない意見もありますが、過去の記録の保管や今後の記録、業務の効率化など、システムの利便性を含めての検討を期待します。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 日々子どもたちと真っすぐに向き合い、肌と肌で感じたり、目と目でつながり合う取り組みをしっかりと評価してもらいありがとうございました。しかしながら課題や改善点も浮き彫りになっているので、今後さらに全ての取り組みにおいて強化、前進していきたいと思います。ありがとうございました。 |