【1】第三者評価機関名 | (特非)あいおらいと |
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評価調査者研修修了番号 | S18066 S18067 |
【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 15名 | |
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施設長氏名 | 大西 道裕 | 所在地 | 兵庫県 | |
URL | http://www.sinti.or.jp | |||
開設年月日 | 1968年11月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 心地 | |
職員数 | 常勤職員 | 21名 | 非常勤職員 | 3名 |
有資格職員 | 看護師 | 4名 | 保育士 | 10名 |
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栄養士 | 2名 | 調理士 | 3名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 1棟 4部屋 | (イ)設備等 | |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | [理念] 『和顔愛語に努め、心地よい環境を』 ・子ども達をかけがえのないものとして守り育て、安心安全な生活を保障するとともに、子ども達の最善の利益を守ります。 ・大切な子ども達一人ひとりの幸せと、健やかな成長を支援し、より家庭的な養育を行います。 ・地域の子育て支援や社会貢献に努め、誰もが利用できる施設を目指します。 [基本指針] ・「人柄のよい子に育てよう」という目標のもと愛情をもって養育し、人間形成の基礎を培います。 ・職員は自己研鑽に励み、チームワークを大切にし、同じ方向性を持って家庭的な養育を行います。 ・地域のニーズに応じた子育て支援事業を推進します。 ・常に安心・安全に気を配り、察知能力を養い、危機管理に努めます。 ・保護者との連携を密にして、親の問題状況の解決や緩和を目指し、包括的な取組を行います。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 乳児ホームるりでは、多目的ホールを利用して、毎月第3木曜日に遊具を自由に使って楽しく遊ぶ「自由開放」や親子体操、玩具作り等を楽しんでいただく「母と子の教室」を開催しています。 病児保育として、保育園等を休まなければならないお子さまをお預かりします。その他、子育て支援として色々なメニューを用意しています。また、養護施設の2歳児からの幼児と1歳8ヵ月頃からの幼児と合同で保育を行っています。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2019年10月01日(契約日)~ 2020年02月25日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成29年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 1 心地よい養育環境と基本指針への取り組み 理念である『和顔愛語に努め、心地よい環境を』にもとづき、子どもたちは、愛情をもって育てられています。また、職員は、日々、基本指針である「人柄のよい子に育てよう」という視点に絶えず問われ、子どもの健やかな成長の支援に取り組まれています。 2 職員のチームワークと風通しの良さ 施設長をはじめ保育士、看護師、栄養士、調理師、事務職員など職種を越え一体となった養育に取り組まれています。施設長は、これまで児童養護施設など長年の経験をもとに、職員への寛容な指導を行われています。これらの取り組みは、施設のチームワークと全体に風通しの良さをもたらしています。 3 ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)と職員の定着率のよさ 法人の方針により、出来るだけ職員が働きやすい職場環境に努めています。職員の就業状況や家庭状況などが把握され、ワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)の推進が行われています。特に産休、育休の取得や「子育てしながら働ける職場づくり」など、施設全体で働きやすい職場づくりに取り組まれています。このような取り組みにより、職員の離職はほとんどなく職員の定着につながっています。 ◇改善が求められる点、期待される点 1 人材確保 県内の保育士養成校と連携し、人材確保に努めています。また、施設実習を通して乳幼児の養育のやりがいや楽しさなどを伝えられています。しかし、現在、加算職員として基幹的職員、家庭支援専門相談員、個別対応職員の配置はありますが、里親支援専門相談員は不在となっています。 今後、さらに、施設の長所を最大限に活かした人材確保に取り組みに期待します。 2 自己評価の取り組みについて 自己評価は、新任職員に毎年10月11月に評価の目的や制度について説明が行われます。その後、全職員による評価が実施されています。評価結果は、次年度の改善のために利用されますが、今後、PDCAサイクルにもとづいた取り組みや結果についての説明会の開催に期待します。 3 一時保護体制の充実 相次ぐ児童虐待による死亡事件などにより、一時保護が増えています。しかし、現在の人員や施設環境では十分な対応が困難な状況です。特に、緊急一時保護の場合、子どもの生活状況や病気などが分からず、対応に苦慮する現状があります。 緊急なことでもありますが、今後は児童相談所をはじめとする児童福祉行政機関と協力のもと、一時保護児童の最善の利益に向けた支援体制の構築が期待されます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価を受けることにより、更なる施設運営の向上が図られ、「見ている」「行っている」と思い込んでいる事や、抜けている点を指摘され、施設側にとって非常にプラスになります。 |