社会的養護施設第三者評価結果 検索

感恩講児童保育院

【1】第三者評価機関名 (特非)秋田県福祉施設士会
評価調査者研修修了番号 SK18020
SK18019



【2】種別 児童養護施設 定員 45名(現員:43名)
施設長氏名 小野寺 恵子 所在地 秋田県
URL http://www.kanonko.jp
開設年月日 1905年12月18日 経営法人・設置主体 社会福祉法人 感恩講
職員数 常勤職員 32名 非常勤職員 2名
有資格職員 保育士 18名 社会福祉士 2名
心理師 1名 栄養士 3名
調理師 3名
施設設備の概要 (ア)居室数 小規模ユニット 8名定員が7個所 (イ)設備等 静養室、心理相談室、交流スペース、事務室、洗濯室、調理場、
(ウ) 多目的ホール (エ)
【3】理念・基本方針 理 念 : 「権利擁護」「自立支援」「子供の最善の利益」

基本方針:入所してきた子供たちに安心・安全な生活を保障し、日々の営みを通して子供との関係性を深め、自主性を尊重しつつ、使用来夢や希望をもって自立した生活を営めるような養育・支援を行います。
新しい社会的養育ビジョンに沿って、高機能・多機能の児童福祉施設を目指す。
【4】施設の特徴的な取組 人材を確保し育成のための研修に力を入れています。日常業務の中で子供の状態把握に細心の注意を払い、受けとめ、共に成長していくことに努め、互いにかかわりあい、支えあうことにやりがいと魅力を感じられるようなOJT/OFF-JT(6名のベテラン職員が「コア」となり、毎日の時間システムの中で「公文教育」はじめ養育専門支援プログラムの取組)を行っています。各棟(男子・女子棟)の状況や委員会(生活向上・研修・第三者評価実行委員会など8部門)、専門職の稼働状況を定期に上層会議に報告し、必要なことは職員会議にて報告・検討・改善を図るようにしているため、何事も停滞しない環境を作っています。
【5】第三者評価の受審状況 2018年11月19日(契約日)~ 2019年03月04日(評価結果確定日)
前回の受審時期 平成29年度
【6】総評 昨年度に続き2年連続の第三者評価の受審。施設長自らが「公的資格」に挑戦しながら「6名のコアとなる職員」の育成に励んでいます。「子どもへのアンケート」結果からは、設問に対する子どもの肯定的意見(「はい1)が昨年度比68%⇒79%(11%up)が認められ(回収率:100%)、子どもとの「かかわりの深化」が見られます。一方、「中・長期的計画」では「地域小規模児童養護施設の新築(H31年度着工)予定」、「人員確保・育成・定着(配置基準以上職員・キャリアデザインを描けるような風土づくり)」、「専門職チームとの連携(児相や県養協での取組など)」、「一時保護機能に対する整備」、「里親支援機関としての役割」が挙げられており、組織だった今後の取り組みが期待されます。 いわゆる地域への「公的な取組による事業」に関するニーズの把握や施設独自の「専門的技術提供」は今後の課題になります。
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント 昨年度に引き続き受審し、指摘された課題について取り組んでまいりました。施設として、また、職員としての取り組みにおいての理解・周知徹底、保護者や外部の方々に対する明確な説明等、不足していた部分をどのように改善していくのか、全職員で検討し実践してきましたが、まだまだ足りないと感じました。今回の受審では成長も認められましたが、更なる課題もありましたので、今後も福祉サービスの向上に向け取り組んでまいりたいと思いました。
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