【1】第三者評価機関名 | (特非)秋田県福祉施設士会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK18020 SK18019 08-20b |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 57名(現員:44名) | |
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施設長氏名 | 春日 井和子 | 所在地 | 秋田県 | |
URL | http://www.misono-f.com/ | |||
開設年月日 | 1922年08月15日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人みその | |
職員数 | 常勤職員 | 29名 | 非常勤職員 | 10名 |
有資格職員 | 保育士 | 22名 | 児童指導員 | 8名 |
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臨床心理士 | 1名 | 管理栄養士 | 1名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 幼児1階(4人:4室)女子2階・男子3階(個室14室・2人:8室)計26居室 | (イ)設備等 | ユニット形式1~3階毎にリビングと調理設備、浴室・トイレと洗濯乾燥室あり。 |
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(ウ) | 2階:図書室と心理治療室設置。自転車置き場、園庭遊び場あり。 | (エ) | 幼児棟は床下暖房。3階建てなので非常用通路と非常用階段あり。 | |
【3】理念・基本方針 | 基本理念 → 「一人一人を愛し慈しむ心」 基本方針 → 1. 感謝する心を育てる(「食前食後のお祈りをする」「ミサへ参加する」「地域の方やまわりの人に対する「ありがとう」の気持ちを持つ」「ものを大切にする」) 2.自己肯定感を育む(「日々の生活の中で、大事にされていることを実感できるようにする」「みんな神様に愛されていることを知る」「「神様の子ども」として、自分も相手も大切にする」「自律心を養い、自己決定力を培う」) 3.目に見えないものを大切にする(「神様の存在を伝え信じる心を育てる」「神様はいつも見てみていてくださるという安心感を持てるようにする」「スタッフはいつも応援しているということを、日ごろから言葉や態度から伝えるようにする」「素直な心であいてをうけいれ、サポートできるようにする」) ☆一人ひとりのありのままを受け入れ、その成長のためにその心と立場になって考え、安心、安定した生活ができるよう努める ☆将来一人の社会人として自立できる様、困難に立ち向かえる様な支援を日々の生活の中に取り入れる ☆一人ひとりを尊重し、その個性にあった援助・支援にする様努める |
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【4】施設の特徴的な取組 | 平成24年12月、現在の園舎(3階建て:6ユニット)が完成。定員:本園45名と地域小規模児童養護施設定員6名が2か所の57名(現員44名)。都市部に位置している当園は、幼児・女子・男子の3部門から構成、それぞれの部門が2つの小規模ユニットグループからなっており、地域小規模児童養護施設と合わせて8つの生活単位全てが小規模化であり、子どもにとっては家庭的な雰囲気で養育できる望ましい環境となっています。入所別利用者数は、61.1%が心理的・ネグレクトなどの主な虐待、次いで27.3%が父母の社会的状況によるものとなっていますが、各部門別のチームリーダーを中心としながらのグループケアが子どもの自立心促進への功を奏してきたと思われます。加えて、今年度より経験のある臨床心理士が採用され、複雑多様な子どもの家庭を含めた問題の所在が見極められると考えられ、組織全体として現場レベルにおける職員の協働関係を更に構築しながら継続的な支援に取り組んでいくでしょう。 | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2018年05月02日(契約日)~ 2018年09月05日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成26年度 | |||
【6】総評 | ・理念・方針に「カトリックの価値観に従って」3つの方針が掲げられています。組織として、全職員に周知・理解がなされていますが、特に今後は、利用者や家族等にも広がっていくような取組を希望します。そのためには「価値を全職員が共有すること」になりますので、推進役として一致団結した施設長を支える強固なコアとなる職員が必要となります。自己評価を繰り返すことによって組織マネジメントの強みを見つけ、中長期計画などによるチェックを入れながら見直しを重ね、組織としての継続性を持った取り組みを期待します。 | |||
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回、評価機関評価を受けた内容については、早急に改善が必要と考えます。ただし、いただいた指摘事項の改善を図るには相当の時間が必要であり、組織として、施設長の役割と責任を再認識し、子どもの権利擁護、職員の職場環境の改善に努めます。法人の基本理念及び方針に沿った施設の運営に取り組んで参りたいと考えております。 |