【1】第三者評価機関名 | (株)百五総合研究所 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15108 No.03-1 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 榎本 英典 | 所在地 | 三重県 | |
URL | http://www.satoyamagakuinn.or.jp/ | |||
開設年月日 | 2012年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人里山学院 | |
職員数 | 常勤職員 | 18名 | 非常勤職員 | 3名 |
専門職員 | 保育士 | 7名 | 臨床心理士 | 1名 |
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施設設備の概要 | (ア)居室数 | (イ)設備等 | ||
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | <理念> ・権利を保障し、心身ともに健全に養育して、社会的な自立を支援する ・地域福祉活動を推進する <基本方針> ・学院で生活するものすべてが、相互に励まし合い、ひとつの家族として、機能すること。 ・子どもたちが、充実した生活体験を重ねることにより、心身ともに健全な人間として社会に巣立つことができるよう、その育成に努める。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・家庭的な養育環境の充実と個別処遇の推進 ・外部との連携-地域・行政との連携 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2016年06月24日(契約日)~ 2017年03月22日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成25年度 | |
【6】総評 | 当施設は開設5年目を迎え、施設の運営体制も安定した時期となってきます。法人内での職員移動や職員の離職、新人の採用などにより、当初メンバーとも大きく入れ替わり職場環境が変化してるようです。この時期に組織体制の仕組みや人材育成も見直し、いっそう組織力を高め強固なものになるように職員全員で取り組まれることを期待します。 ◇特に評価が高い点 ・地域小学校の先生を施設のクリスマスパーティに招待したり、毎年4月には新任先生に対して施設の見学や説明会を開いています。また、院長は地域の小・中学校に出かけ、人権研修の講師として出席したり、災害時には地域の1次福祉避難所に指定されるなど、地域に対して施設機能の還元に努められています。 ・施設が主催する「七夕祭り」「秋祭り」のほか、地域の敬老会と共同開催する「カラオケ」や「将棋」「竹とんぼ作り」など、地域との交流を積極的に取り組まれています。 ・基本的に全員が個室対応であり自己領域の確保と一人ひとりの居場所が確保されることで、子ども安全・安心を感じる空間に配慮されています。 ◇改善が求められる点 ・職員の育成面では、職員一人ひとりの業務目標や方針を設けるような人事管理の仕組みは無いようです。職員自身が目標意識を持ちやりがいを感じて日々業務に取り組めるような人事管理の仕組みの検討を望みます。 ・職員のプライバシー保護に関する認識は、研修会や勉強会への参加や日頃からの指導により職員意識は高いと思われますが、その元になる「プライバシー保護規定」等の文書化が望まれます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 国の方針として施設の小規模化が推進される中で、開設から5年が経過したものの人材育成、定着などに課題を残し、効果的な手立てがうてないまま、今回2度目の受審をさせて頂きました。従って評価は実力以上と考えていますが、今回の受診で再認識したことも多くがありましたので、職員集団のチーム力を高め、少しづつでも改善ができるよう取り組んでいきたいと思います。 |