【1】第三者評価機関名 | (株)百五総合研究所 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15108 No.03-1 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 36名 | |
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施設長氏名 | 奥 昭徳 | 所在地 | 三重県 | |
URL | http://www.satoyamagakuinn.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1952年08月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人里山学院 | |
職員数 | 常勤職員 | 32名 | 非常勤職員 | 5名 |
専門職員 | 保育士 | 10名 | 看護師 | 1名 |
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臨床心理士 | 1名 | 管理栄養士 | 2名(兼務) | |
社会福祉士 | 2名 | 調理師 | 4名(兼務) |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | (イ)設備等 | ||
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | <理念> ・権利を保障し、心身ともに健全に養育して、社会的な自立を支援する ・地域福祉活動を推進する <基本方針> ・子どもたちが、充実した生活体験を重ねることにより、心身ともに健全な人間として社会に巣立つことができるよう、その努力に努めます |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・家庭的な養育環境の充実と個別処遇の推進 ・外部との連携-地域・行政との連携 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2016年06月24日(契約日)~ 2017年02月09日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成25年度 | |
【6】総評 | 施設長は就任1年目ですが、外部からの新鮮な目を持って組織力を高めるために経営改善や効率化に向けて精力的に取り組まれています。中でもこれまで現場で行われてきた業務や考え方を整理・文書化することで全職員が共通の認識を持つように周知を図り組織力もますます高まるものと期待します。 ◇特に評価が高い点 ・施設長のこれまでの職歴により福祉業界に関する法令等に関しては十二分に理解されています。今後はその知識を職員に対して指導及び周知に指導力を発揮されることを期待します。 ・入所に際して子供の不安を解消するために、職員が事前に一時保護施設を訪問して面接したり、小学校への通学路を説明し、一緒に通学する子供と事前にマッチングさせるなど子供が安心するように取り組んでいます。 ・子供アンケートでは、ほとんどの子供が「食事がおいしい」と高評価です。管理栄養士の「子供が喜んでくれる食事を作りたい」との思いから、バラエティのある食事メニューに日々取り組まれ、毎日おいしい食事を提供されています。 ◇改善が求められる点 ・施設では事業計画の策定にあたり、職員の個々のニーズや意見の吸い上げについてはまだまだと考えられていることから、組織的に事業計画を作り上げていく体制づくりを期待します。 ・組織的な人事管理の仕組みや基準が明確でなく個々の目標管理や職員の貢献度の評価ができるような仕組みづくりを望みます。 ・子供を尊重した養育支援は職員が意識を持って行われているものの、施設の倫理要領や規定などで明示されていません。施設としての根本的な養育支援の考え方として、倫理要領や規定などに文書化することで、職員に共通の理解が持てるように取り組まれることを望みます。 ・子供のプライバシー保護や虐待防止等の権利擁護に関しては、CAPや人権研修などを通じて職員や子供への指導を行っていますが、プライバシー保護や権利擁護に関する規定の文書化が望まれます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回の第三者評価受審は、施設にとっては大きな意味があり、業務内容の見直し・職員の意識改革等々に一石を投じていただいたものと思っています。今後は、子どもたちにどのような支援が適切で必要なのかを見い出し、整理・文章化していきたいと思っています。 |