【1】第三者評価機関名 | (株)百五総合研究所 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15108 No.03-1 |
【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 10名 | |
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施設長氏名 | 鍵山 雅夫 | 所在地 | 三重県 | |
URL | http://www.satoyamagakuinn.or.jp/ | |||
開設年月日 | 2014年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 里山学院 | |
職員数 | 常勤職員 | 18名 | 非常勤職員 | 5名 |
専門職員 | 保育士 | 9名 | 看護師 | 5名 |
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管理栄養士 | 2名 | 社会福祉士 | 1名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 12部屋 | (イ)設備等 | |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 【理念】 ・権利を保障し、心身ともに健全に養育して社会的な自立を支援する ・地域福祉活動を推進する 【基本方針】 子ども達が、充実した生活体験を重ねることにより、心身ともに健全な人間として社会に巣立つことが出来るよう、その育成に努めます |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・市町と連携して、ショートステイ事業を受けています ・短期間お預かりする事で、入所予防に努めています ・入所後はなるべく短期間での家庭復帰がかなうよう職員のチームワークを持って取り組んでいます ・他職種が協働して子どもたちの成長を見守っています |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2016年06月24日(契約日)~ 2016年09月12日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | - | 前回の受審時期 | - | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・近所への散歩や、敬老会との交流、地域の祭りでは実行委員会に進んで参加したり、地域のイベント時にはグラウンドを開放するなど地域との関わりを大切し、地域での生活を念頭においた保育や事業を計画しています。 ・全国乳児福祉協議会作成の「乳児院養育指針」および「運営ハンドブック」を全職員に配布。当施設独自に、年齢が近い職員による「ペア制度」を導入し、養育・支援方法について相互に相談する仕組みを作ることで、常に養育指針やハンドブックにて振り返り確認する体制ができています。 ・子どもの成長に合わせた食事環境を常に考え、月齢に合せた献立を提供しています。養育者側も、子どもと一緒に食事をとり、栄養士や調理員も実際に子どもの食事の介助に交代で入り体験することで、子どもの食への工夫ができるように取り組んでいます。 ・衣類に関しては、季節や子どもの成長に合わせ、「色」や「柄」、「素材」等、それぞれに似合うような服を着させたいとの施設の思いから、費用をかけでも提供に取り組まれています。 ◇改善を求められる点 ・事業計画の保護者への周知という点では、まだまだ工夫の余地がありそうです。計画内容の全てをお知らせするのではなく、保護者が子どもを預けていて、安心につながる計画の内容や、生活状況が少しでも把握できる情報の提供を望みます。 ・希望する有給休暇の取得や残業の削減など就業環境をより良くするため、人材確保面から正規職員の他、パートの採用に向けて取り組んでいますが、定期的に職員の意見や考えが聞ける面接の仕組みを設けていただければと思います。 ・防災訓練を毎月実施し、避難訓練等の組織的な体制は出来ており、訓練後にも反省文を回収の上、更なる改善につなげていますが、各職員の役割分担や確認事項、避難ルートの提示など、組織的なマニュアルとして文書化がされていません。早期にマニュアル作成に取り組み職員全体への周知することが必要です。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 評価の高い点は、自分達も力を入れていることなので、そこを評価いただき、うれしく思います。 評価の改善を求められている点 ・事業計画の説明・了解にまでは至らなくとも、乳児院の計画や子の状況報告はしている。 ・勤務シフトの余裕を作るよう、定員以上の職員確保を目指し、有料の人材確保事業所とも契約をしたり、初任給 のアップを図ったりするものの効果がない。 ・防災については、指摘事項の弱さがあり、改善に向けて整理しているところです。今回具体的に指摘をいただき、対応しやすかったです。 |