社会的養護施設第三者評価結果 検索

真盛学園

【1】第三者評価機関名 (社福)三重県社会福祉協議会
評価調査者研修修了番号 SK15170
SK16017
5・11


【2】種別 児童養護施設 定員 30名(地域小規模6名)
施設長氏名 田中 茂範 所在地 三重県
URL http://www.or.jp/
開設年月日 1959年03月01日 経営法人・設置主体 社会福祉法人 真盛学園
職員数 常勤職員 18名 非常勤職員 0名
専門職員 保育士 6名 看護師 1名
施設設備の概要 (ア)居室数 33室 (イ)設備等 家族訓練室、地域交流スペース、心理室、静養医務室 他
(ウ) (エ)
【3】理念・基本方針 目的理念「家族で適切な養育を受けられない子どもを権利の主体ととらえ、「子どもの最善の利益のために」という考え方のもと、安心で安全な家庭に代わる日常生活の場を提供する」
基本方針「従来の施設らしくない、より家庭的な施設を目指し、当園で生活をする子どもたちに良い家庭環境を与え、「心身共に健全な社会人」を育成する。つまり、個々の自主性を尊重し、自立に向けての養護をしていく」
【4】施設の特徴的な取組 新園舎の生活スペースは、より家庭に近い環境づくりを目指して、職員とともに家族のような日々を過ごせる独立型ユニットでの運営を開始している。
【5】第三者評価の受審状況 2016年12月20日(契約日)~ 2017年03月30日(評価結果確定日)
受審回数 1回 前回の受審時期 平成25年度
【6】総評 特に評価が高い点
・ルールは必要最小限に抑えられていて、子どもたち同士がユニット内でお互いに注意しあう等、秩序規則を意識して生活されています。。
・新園舎の整備に際しては、職員の意見を十分に採り入れて、機能的かつ落ち着ける空間を具現化されています。
・子どもたちの「集い」の運営は各ユニットの自発性を尊重してなされており、子どもの要望に多く応えている内容となっています。
・一般家庭を意識して、許可を得れば入所児童の友人がユニットの共用スペースおよび自室までの入室が認められる等、学校の友人達が施設に遊びに来やすい環境設定がなされています。
・職員を大切にし、皆が働きやすい環境を目指すという方針により、質の高い養育・支援の実現の為、看護師の配置や心理士の増員等、人員配置の充実や働きやすい職場づくりに取り組まれています。

改善が求められる点
・中長期計画は三重県の整備計画に依拠しており、人材プランや収支計画を盛り込んだ上で、3~5か年を計画年度とした施設の中長期計画の策定が求められます。
・理念や事業計画について、子どもたちへの周知が求められます。
・ボランティアの受入体制を整備するなど、より一層地域に開かれた施設運営が期待されます。
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント  旧園舎(大舎制46年間)から新園舎(新4ユニット)の建て替えを経て、子どもたちの住環境も含め、子どもたちの最善の利益のため、職員全員で何度も何度も話し合いをすすめ今日現在に至ります。この時点で、外部からの評価もして頂きたく、第三者評価を申し込みさせて頂きました。評価結果をもとに、良いところは大いに伸ばし、改善点のあるところは、真摯に受け止め、できるところから早急に改善していき、子どもたちのあたりまえの生活を保障することに力をそそぎます。この評価結果が少しでも子どもたちの利益につながり、そして子どもたちの笑顔も増える事を願い養育に力を入れたいです。
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