社会的養護施設第三者評価結果 検索

なないろ

【1】第三者評価機関名 (社福)三重県社会福祉協議会
評価調査者研修修了番号 SK2021167
SK2021168
13-06


【2】種別 児童養護施設 定員 30名
施設長氏名 北村 弘和 所在地 三重県
URL http://tsu-fukushi-dan.or.jp/
開設年月日 1949年06月01日 経営法人・設置主体 社会福祉法人津市社会福祉事業団
職員数 常勤職員 25名 非常勤職員 0名
有資格職員 保育士(うち1名看護師と重複) 17名 看護師(うち1名保育士と重複) 2名
心理士 1名 調理師 2名
児童指導員 3名
施設設備の概要 (ア)居室数 28室 (イ)設備等 地域交流スペース、心理療法室、親子訓練室
(ウ) (エ)
【3】理念・基本方針 【施設の理念】
全ての子どもたちが人として尊ばれ、地域社会で自分らしく生きることができるよう、子どもたちの立場に立った支援をします。
【施設の基本方針】
基本的な生活習慣の育成
集団生活の中で自分自身で考え、自分自身で選択する力と責任を持って行動する力の育成
施設の日課を基準に自分の日課を自分でプログラムできるようにする
スポーツ活動を通じ心身の鍛錬を図る
創作活動を通じて生活経験を豊かにする
地域の文化活動・スポーツ活動に積極的に参加する
【4】施設の特徴的な取組 地域貢献及び地域との共生を念頭に、広く施設(入所児童の現況等)を知っていただくため、県内の民生委員・児童委員の視察研修(講義含む)を受け入れています。子どもたちの現況を認識していただくことで、児童虐待抑止及び通告、連帯、連携の必要性を学びとっていただくのが狙いです。
【5】第三者評価の受審状況 2022年06月20日(契約日)~ 2023年03月17日(評価結果確定日)
前回の受審時期 令和元年度
【6】総評 ◇特に評価が高い点
・子どもの権利擁護に関する取り組みを重層的に行い、子どもを尊重した養育支援の実践に活かされています。
・子どもと地域との関係を深めるため、様々な公益的取り組みをされています。
・ショートステイや里親委託等、児童福祉の課題への対応について積極的に取り組まれています。
・経験の浅い職員の不安が軽減されるような標準的な実施方法の運用がなされ、ブラッシュアップもなされています。
・心理士が遅番勤務に入るなど、子どもに寄り添った心理的支援が展開されています。

◇改善が求められる点
・中長期計画が前期終了後、策定されていませんので次期計画の策定が急務です。
・備蓄品のアレルギー対応等、安全確保のための取り組みについては強化が必要です。
・手の届く範囲に書籍を多く配置するなど、子どもの知的好奇心が刺激されるような取り組みが望まれます。
・自立支援計画の見直しについて、全ケースへの適用や定期的な実施が求められます。
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント  施設としての理念を新たに掲げ、子どもの権利擁護に関する取り組みを評価してもらいました。今後も引き続き取り組んでいきます。
 指摘のあった自立支援計画の見直しについては、手順を定め実施していけるよう取り組みます。
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