【1】第三者評価機関名 | (株)百五総合研究所 |
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評価調査者研修修了番号 | SK2021166 03-1 21-03 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 大野 朋美 | 所在地 | 三重県 | |
URL | https://www.apatheia.jp/ | |||
開設年月日 | 2007年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人アパティア福祉会 | |
職員数 | 常勤職員 | 25名 | 非常勤職員 | 6名 |
有資格職員 | 保育士 | 9名 | 看護師 | 1名 |
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心理士 | 1名 | 家庭支援専門相談員 | 1名 | |
里親支援専門相談員 | 1名 | 管理栄養士 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 19部屋 | (イ)設備等 | 分園型小規模「ステージア」6部屋+ショートステイ部屋 |
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(ウ) | 地域交流室 | (エ) | 親子訓練室 | |
【3】理念・基本方針 | 法人基本理念:すべての人を尊重し、共感をもって寄り添い、支える。 法人基本方針: 1.専門性をもって個々のニーズに対応出来る質の高いサービスの提供に努めます。 2.地域社会に貢献し信頼ある施設作りを目指します。 3.職員の能力を十分に発揮出来る環境の中で常に前進する組織作りに取り組みます。 4.笑顔で喜びを感じられる暖かい場所であり続けるよう努力します。 5.関連するあらゆる法規制やその他の要望事項を遵守し、ご利用者のニーズを把握するとともに、サービスに対する要望事項に応えます。 6.基本方針の実現のため、組織全体や各部門において目標を設定し、この基本方針を組織全体に伝達して理解させ、引き続き適切であり続けるよう必要に応じてレビューします。 施設基本理念:まもり、そだち、つなぐ 施設基本方針: ・安心安全な環境づくりに努め、子どもの笑顔を守ります。 ・子どもの心とからだをサポートし、ともに成長できるよう日々研鑽します。 ・地域・家庭とつながり、これからの未来に繋いでいきます。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 令和3年度より、桑名市と協働して養育支援訪問事業を実施しています。 令和4年度より、桑名市里親ショートステイ事業を実施しています。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2022年09月30日(契約日)~ 2023年01月11日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和元年度 | |||
【6】総評 | 【特に評価が高い点】 ・定期的なユニットミーティングで子どもの意見を聞いています。「みんなの生活を楽しくする委員会」が設置されており、ユニットミーティングで解決できなかったことは、委員会で検討し10日以内に改善策を掲示板に掲示するという仕組みがルール化されています。 ・子ども達が興味を持って権利に関する理解を深めることができるよう、職員が演じるオリジナルの教材動画を作成するという活動を行っています。 ・施設のパンフレットは、間取り図・各部屋の写真が配置されており、施設の内容がわかりやすくまとめられています。また色合いも工夫されており、見やすい資料となっています。 【改善が求められる点】 ・法人全体としては、長期・中期の事業計画が作成され役員等の経営幹部で共有されています。しかし、施設ごとの事業計画・数値計画などは職員に十分に周知されていません。今後は事業計画の内容について、職員にも説明し理解できるように具体的な内容や目標管理できるような係数を盛り込んだ資料を作成し、周知するなどの工夫が必要です。 ・ワークライフバランスの観点から残業時間削減を図るため、残業は申告制としています。しかし、職員アンケートでは、残業申請がしにくい雰囲気があるためサービス残業につながってしまうという意見もあります。残業申請ルールについて職員に再徹底し、必要な残業について申請がしやすい職場環境作りを期待します。 ・退所後の生活のフォローを行うアフターケア委員会を設置しています。しかし人員不足もあり職員アンケートで、退所後の支援が不十分であるという意見も出ています。今後、アフターケア委員会の活動の充実を期待します。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回の受審結果を受け、評価・ご指摘を頂いた点については改善・強化を図り、子ども達が笑顔ですくすくと育っていける環境づくりに努めてまいります。 |