【1】第三者評価機関名 | (株)百五総合研究所 |
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評価調査者研修修了番号 | SK2021166 03-1 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 亀井 英人 | 所在地 | 三重県 | |
URL | https://www.satoyamagakuinn.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1952年10月20日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人里山学院 | |
職員数 | 常勤職員 | 26名 | 非常勤職員 | 8名 |
有資格職員 | 保育士 | 11名 | 社会福祉士 | 2名 |
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看護師 | 1名 | 心理士 | 1名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 33室 | (イ)設備等 | ・本館には親子訓練室やショートステイ室あり。 |
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(ウ) | ・小規模グループホーム「なのはな」1階に地域交流スペースを設け、屋上は災害時の津波避難ビルに指定されている。 | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | 【理念】 「権利を保障し、心身ともに健全に養育して、社会的な自立を支援する」 「地域福祉活動の推進を図る」 【施設基本方針】 ・里山での充実した生活体験から、心身ともに健全な育成を図る ・家庭復帰を第一の目標とした支援をする <具体的な柱> ①職員相互の連携を図る ②地域社会とのつながりに努める ③児童に豊かな生活体験ができる工夫をする |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・家庭的な養育環境の充実、個別処遇の推進 ・外部との連携―地域・ボランティア・行政との連携 ・食育の充実 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2022年05月26日(契約日)~ 2022年12月06日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成30年度 | |||
【6】総評 | 【特に評価が高い点】 ・災害時の地域避難所として施設を開放し、防災物品についても地域避難者の受け入れを想定した余剰の物資も備蓄しています。また、施設では外部の研修講師として職員を派遣したり、DWAT研修を職員が受け、災害時に人材支援ができる体制を整えています。 ・ホームページをリニューアルし、施設方針や養育・支援の内容、子どもの生活状況等をわかりやすく掲載しています。また、法人全体の施設を掲載した4つ折りリーフレットでは、写真や絵を多用したわかりやすい内容となっています。見学も随時受け入れ、施設の支援内容や施設の生活ルール等、丁寧に説明を行っています。 ・コロナに対する予防対策の為、食事時間中のコミュニケーションは控えるようにしています。食事アンケートを年2回実施することで子どもがおいしいと思うメニューづくりに努めており、子どもアンケートも「うまい」という声が多く聞かれました。 【改善が求められる点】 ・令和4年度から7年間の中・長期事業計画及び中・長期収支計画が作成され、見直しも三重県の社会養育推進計画の動向を踏まえ、必要に応じて行っています。今後は、各事業計画内容について、職員にも説明し理解できるように、具体的な取り組み内容を記載したり、目標管理できるような係数を盛り込むなどの工夫が望まれます。 ・研修委員により各職員の研修参加状況を把握し、指名研修なども行っています。また、公募研修については、コロナの影響でオンライン研修が受けやすくなったものの、参加費用やパソコン台数の関係で参加人数も限定されるとのことです。今後は、外部研修(リアル)への職員派遣を含めた業務のフォロー体制整備を期待します。 ・プライバシー保護の取り扱いを盛り込んだ支援の手順書は一部の場面に掲載がありますが、他の場面でもプライバシーに配慮すべき事項を追記することが望まれます。そして見直した手順書については勉強会を開催する等、職員へ周知することを期待します。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 評価いただき有難うございました。 改善すべきところが多くあると気付きながらどのように動いたら良いのかと戸惑っている中、今回の第三者評価を受け、客観的に施設として全体の取り組みを見直すことができました。今現在の弱い部分の強化に向けて組織として目的意識を持って改善していけるように取り組んでいきます。そのためにも、職員全体に周知する力をつけること、理解をし同じ方向を向いていけることを大切にしていきます。 また、自分達では気付いていなかった良い点も評価いただき、励みになりました。 |