社会的養護施設第三者評価結果 検索

鈴鹿里山学院

【1】第三者評価機関名 (株)百五総合研究所
評価調査者研修修了番号 SK2021166
03-1



【2】種別 児童養護施設 定員 30名
施設長氏名 福山 充孝 所在地 三重県
URL https://www.satoyamagakuinn.or.jp/
開設年月日 2012年04月01日 経営法人・設置主体 社会福祉法人里山学院
職員数 常勤職員 22名 非常勤職員 7名 (嘱託職員1名を含む)
有資格職員 保育士 12名 心理士 0名
看護師 1名
施設設備の概要 (ア)居室数 26室 (イ)設備等 ユニット制(4つ)
(ウ) (エ)
【3】理念・基本方針 【理念】
・権利を保障し、心身ともに健全に養育して、社会的な自立を支援する
・地域福祉活動を推進する
【基本方針】
里山での充実した生活体験から、心身ともに健全な育成を図る
①職員相互の連携を図る
②地域社会とのつながりに努める
③児童に豊かな生活体験ができる工夫をする
【4】施設の特徴的な取組 ・家庭的な養育環境の充実と個別処遇の推進
・外部との連携ー地域・行政との連携
【5】第三者評価の受審状況 2022年05月18日(契約日)~ 2022年12月16日(評価結果確定日)
前回の受審時期 平成30年度
【6】総評 【特に評価が高い点】
・ホームページ等で施設の理念や基本方針、財務状況、事業活動等、わかりやすく情報発信しています。広報誌については、関係機関や市民センター等に配布していますが、更に配布先を拡大するなど、地域に向けた情報公開を積極的に行いたいと施設では考えています。
・コロナ禍にあって、以前の様な地域との交流活動は難しいものの、状況を見ながら、地域祭りへの参加や、時間を短縮した施設行事に地域の方々を招待するなど、できる限り地域と交流する機会を設けています。
・看護師が不在ではありますが、医療担当職員が中心となり、職員が協力して子どもの健康管理や医療機関と連携した支援を行っています。今後は、各職員が医療に関する知識を深め、より充実した支援に繋がることを期待します。
【改善が求められる点】
・法人として「求める職員像」を明示していますが、個々の職員が業務目標を設定するなどの仕組みが不十分です。目標管理の仕組みを導入し、定期的に面談・アドバイスすることで、職員が目的意識をもって業務にあたり、ひいては人材の育成に繋がることを期待します。
・「標準的な実施方法」や「マニュアル」等の整備ができていません。養育・支援の基本となる実施方法について、施設として統一した内容の「マニュアル」等を文書化することで、どの職員でも対応が基本的に同じとなるように指導・周知することが望まれます。
・「権利擁護に関する規定やマニュアル等」が整備されていません。また、権利擁護に関する職員研修会の実施は無く、子どもに対する権利ノート勉強会も定期的ではないとのことです。施設としては今後、権利擁護に関する職員勉強会の定期的な実施と、職員への更なる理解・周知を徹底する方針とのことです。
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント 施設運営について客観的に評価をしていただく機会をいただき感謝しています。この結果により、今後改善が求められる点がはっきりし、改善計画に活かしていきたい思います。自己評価以上に評価していただいたことは、若い職員中心の職場にとって、今後の励みとなりました。より評価していただけるようやっていきたいと思います。ありがとうございました。
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