【1】第三者評価機関名 | (社福)三重県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | S18123 18-06 13-06 |
【2】種別 | 児童心理治療施設 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 吉田 万里 | 所在地 | 三重県 | |
URL | https://www.apatheia.jp/facility/haruka | |||
開設年月日 | 2010年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 アパティア福祉会 | |
職員数 | 常勤職員 | 24名 | 非常勤職員 | 4名 |
有資格職員 | 医師 | 4名 | 看護師 | 1名 |
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保育士 | 5名 | 公認心理師 | 2名 | |
臨床心理士 | 3名 | 管理栄養士 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 16室 | (イ)設備等 | 地域交流室 |
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(ウ) | 歯科診療室 | (エ) | 工作室、遊戯室 | |
【3】理念・基本方針 | 理念「自律・尊重・自立」 ひとりひとりの成長に寄り添い、お互いを認め合って健全な社会生活を送れるような支援を目指します。 基本方針「権利の尊重」子どもの権利と個性を尊重し、利用者にとって最善の利益となる選択肢を提示します。 「総合環境療法の確立」施設・医療・家庭・学校・地域が連携して退所後の社会生活を想定した支援に努めます。 「公正、平等な施設運営」第三者評価等を通じて外部の意見を積極的に取り入れ、公正・平等な施設運営に努めます。 「職員の資質向上」職員は各種研修に参加して、知識と技術の向上に努めます。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 生活・心理・教育・医療が連携し、子どもひとりひとりが社会の中で生きていく力を身につけられてるように、個性や特性に合わせて必要な支援を提供するように努めています。また、児童福祉施設口腔ケアに力を入れています。 | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2019年07月12日(契約日)~ 2020年03月24日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成28年度 | |||
【6】総評 | ◇特に優れている点 ・熱心な職員が児童心理治療施設として実践力を確立していくべく努力されています。 ・健康管理の面において、医療機関との緊密な連携がとれています。 ・子どもたちの問題行動があった場合のアフターフォローが迅速に行われ、心理的に引きずらないよう支援されています。 ・ケースカンファレンス実施率100%を掲げて、目標の達成に尽力されています。 ・職員の教育やキャリアパスの確立に注力されています。 ・入所に至るまでの過程を重視し、丁寧に対応されています。 ◇改善が求められる点 ・子どもたちの生活能力を向上させるためにも、地域の社会資源をさらに積極的に活用してほしい。 ・経験年数1年未満の職員の割合が高いため、法人全体での人事管理等でバランスよく配置していただきたい。 ・制限に頼りすぎないルールづくりが求められます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価を受審し、的確な評価を頂き、大変勉強になりました。 ご指摘頂いた、生活空間における照明や間取りにつきましては、構造上改善が難しいところもありますが、出来る限り快適な生活空間になるよう配慮していきたいと思います。また、質の向上に向けての取り組みは不十分と認識しておりますが、昨今、優れた人材確保を福祉業界で担っていくことは難しく、質の向上ばかり追い求めることで、職員がバーンアウトすることを防ぐ必要も感じます。子どもたちにしっかり向き合い、共に成長する中で、質の向上が図られていくことを望みたいと思います。 今後、まずは職員が一丸となって、事業計画を作り上げられることを目指し、一層努力していきたいと思います。 |