【1】第三者評価機関名 | (社福)三重県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15170 SK16017 3-22 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名(地域小規模6名) | |
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施設長氏名 | 中野 智行 | 所在地 | 三重県 | |
URL | http://www.midori-jiyu.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1950年12月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 みどり自由学園 | |
職員数 | 常勤職員 | 18名 | 非常勤職員 | 0名 |
専門職員 | 保育士 | 19名 | 看護師 | 1名 |
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心理士 | 2名 | 管理栄養士 | 1名 | |
調理師 | 5名 | 社会福祉士 | 2名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 26 | (イ)設備等 | セカンドステップルーム |
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(ウ) | 静養室 | (エ) | 心理療法室 | |
【3】理念・基本方針 | ①安心安全なくらしを提供します。 ②子ども1人1人の権利を尊重します。 ③家庭再統合に力を尽くします。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ○家庭的な雰囲気の中で養育し、善良な人として育てたい。 ・食材購入から職員が行い、各グループでお昼のお弁当から晩御飯まで献立に沿って料理し 生活支援を行っている。 ・家庭復帰への支援強化、生い立ちの整理に取り組んでいる。 ・平成28年度から地域専任の担当者を配属し、子育て広場や地域の子ども食堂に場所と人材の 支援を行っている。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2017年09月21日(契約日)~ 2018年03月29日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | 特に評価が高い点 ・CSP(親を肯定的に認める評価)の導入により、養育・支援の質の向上に向けた取組が組織的に行われています。 ・自分たちが暴力の加害者や被害者にならないよう、セカンドステップの支援をされており、暴力トラブルの減少に効果を上げられています。 ・施設が必要とする被虐待児支援の研修としてのCSPやCAP等の導入、新任職員の養成においてのエルダー研修の導入、資格手当による施設が必要としている専門技術や資格取得の動機づけ等、人材育成に力を入れられています。 ・看護師の常駐をはじめ、事故対応や感染症対策等、リスクマネジメント体制が充実しています。 ・性教育については専門の委員会の設置、グループごとの実施、プログラムは個別化等、数々の取り組みをされています。 改善が求められる点 ・子どもたちには重要なことについては周知されているものの、保護者への情報提供が弱い面があります。 ・職員育成には積極的ですが、実習生受入については資格を問わず一律のプログラムを提供するようになっており、将来の人材確保の観点からも、実習生受入マニュアルの策定等、より積極的で専門的な取り組みが求められます。 ・保護者の養育力の向上のためにも、保護者への入所初期からの継続的な支援が望まれます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価の結果を受け、施設内で改善委員会を持ち、施設として取り組めてなかったことについて話し合いました。手順書の作成や書面の掲示を通して職員間の共通認識を図り、児童、保護者、関係者に対して、利用者満足の得られるように改善計画を策定していきます。 子どもたちの最善の利益となる施設運営目指して取り組んでいきたいと思います。 |