【1】第三者評価機関名 | (社福)三重県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15170 SK16017 13-05 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 黒宮 英二 | 所在地 | 三重県 | |
URL | http://matthias.jp/matthia/ | |||
開設年月日 | 1956年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 聖マッテヤ会 | |
職員数 | 常勤職員 | 17名 | 非常勤職員 | 2名 |
専門職員 | 保育士 | 8名 | 看護師 | 0名 |
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臨床心理士 | 1名 | 栄養士 | 0名 | |
調理師 | 0名 | 社会福祉士 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 12部屋 | (イ)設備等 | 防犯カメラ |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | ・子ども一人ひとりを尊重し、子ども側に立ってその権利を擁護する。 ・子どもたちの安全や安心を守り、自立と家庭復帰に努める。 ・職員の専門知識と技術の向上に努める。 ・地域社会、関係機関と連携し、子どもの命を守る情報発信基地を目指す。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・子どもの安心・安全な生活を守る安全委員会方式の導入 ・子どもの課題活動への参加機会の保障(園内・園外行事、合唱団活動、演舞チーム等) ・職員の専門知識と技術の向上のための園内外研修 ・豊かな自然との関わり、子どもの感性を豊かにする活動(稲刈り、果物狩り等) |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2017年09月21日(契約日)~ 2018年03月29日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | ◇特に評価が高い点 ・保護者とともに児童虐待防止セミナー、CSP(コモンセンスペアレンティング)等への参加を通じて意識を高めています。 ・園内での演舞チームや合唱等、地域の絵画教室やプール、マラソンへの参加、自室で執筆したい子へのパソコンの貸し出しなど、子どもの興味や趣味に合わせて自発的活動が出来るよう支援されています。 ・特別支援学校など、発達段階に応じた学びの場や遊びの保障をされています。子ども達が使用するパソコンが共有スぺ-スに置かれ、年齢に応じた遊具・玩具等も揃えられています。特に、発達年齢に応じた絵本や書籍は充実しています。 ・心理療法担当職員が児童指導員としての仕事もして日常的に子ども達の生活等に関わっています。心理療法室や相談室も設置され、児童相談所の心理士と連携をとって個別支援を実施しています。 ・進路選択にあたっては、公立・私立問わず高校進学の選択ができます。子どもの適切な自己決定の為に、早い時期から奨学金等の情報を知らせて経済的援助の仕組みについて提供しており、高校卒業後大学や短大に進学した子どももいます。 ◇改善が求められる点 ・基幹的職員をはじめ必要な人材を確保するための具体的な計画が求められます。 ・相談室が確保されていますが、複数の方法や相談相手が選択できるなどの工夫や書面での説明が望まれます。 ・家族交流・宿泊設備については、家庭復帰に活用するだけでなく、リービングケアに活用するなど様々な工夫を期待します。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回の評価を受け、本施設にとって改善を要すると感じた部分については積極的に改善を図っていきたい。3年前と比較すると全体的には大きく評価が上がっている点については励みになったので、今回の評価を今後の施設運営に生かしていきたいと考える。 |