【1】第三者評価機関名 | (特非)ライフサポート樂樂 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15041 SK15042 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 41名 | |
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施設長氏名 | 大谷 恭久 | 所在地 | 茨城県 | |
URL | http://www7.plala.or.jp/nisshou | |||
開設年月日 | 1949年03月18日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人日照養徳園 | |
職員数 | 常勤職員 | 34名 | 非常勤職員 | 1名 |
専門職員 | 家庭支援専門相談員 | 2名 | 里親支援専門相談員 | 1名 |
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臨床心理士 | 1名 | 栄養士 | 1名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | ・本園22室 ・グループホーム 5室 | (イ)設備等 | LDK、浴室、トイレ、心理室、面談室、ホール |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | ・安心して生活できる場であること ・子どもと共に生活する場であること ・社会への自立に必要な個性と能力を育てる場であること 日照養徳園では、児童の立場にあった自立支援を行い、児童の主体性と自己実現が保証されるように努め、社会の一員として独立しうる精神と独立心を育成する。 また、職員相互の意識向上と自己研鑽に勤めながら家庭や地位社会との交流を広げ、健全なる児童の育成を目指す。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 学力向上への取り組みとして、園内公文教室を実施している。幼稚園頃から発達段階に即したテキストを使用し、学年相応の実力の定着を目指している。 本園の4グループ プラスグループホーム1カ所の全5グループの体制で、各グループでの生活が基本となり、生活面や行事では独自性を保つ考え。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2017年05月24日(契約日)~ 2018年03月30日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・職員間の連携も良く、今後分園化、グループホーム化が進みますと、さらなる人材の育成が望まれます。新人、中堅層,ベテラン職員とバランス良く定着しています。 ・相談事業もセンター設立までは至っていないが、地域貢献として相談等の受け入れ関連機関と連携を取り地域貢献のためにショートスティでの受け入れも長年行っています。 ・目標に掲げている「子どもたちに基本的生活習慣や学力を身につけさせる」今年度も難関の進学高校に合格者を出しています。子どもたちもユニット化されて、一人ひとりの部屋を持ち嬉しそうに部屋を見せてくれました。 ◇改善を求められる点 ・事業計画の主な内容には、養育・支援、施設・設備を含む居住環境の整備等の子どもの生活に密接かかわる事項であるため、子どもや保護者等に周知する取り組みが求められます。児童養護施設という立場から説明することが難しいことが伺えますが、子どもや来所した保護者等に対して周知する取り組みが期待されます。 ・今後地域分園化、小規模グループホーム化に伴い一人もしくは、少人数の職員での対応が多くなります。共通の各種マニュアルや手順書の見直しが求められます。 ・「期待する職員像」をより明確にして周知していくことが挙げられます。人事考課について検討を行うことが期待されます。職場実習や職場体験等についても取り組み、子どもの社会経験の拡大に寄与することが望まれます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | ・人材の定着には今後も力を入れ、「辞めない職場づくり」を推進していく。 ・学力向上については園内公文教室を継続していくが、職員の対応力も求められてきている、研修等にも幅広く参加させていきたい。 ・児童養護施設という事から考えると、保護者との情報共有は難しいケースもあるが、施設からの情報発信や、顔を合わせての情報交換の内容や頻度は改善していきたい。特に施設からの情報発信については文章化(冊子等)も再度検討していきたい。 ・職員の人数も増え、各グループ単位での生活スタイルも定着した半面、関わりの基本等はマニュアル化・手順化が必要になっていることから、委員会等を中心として見直しを図る。 ・人事考課については評価者の育成が必要であることから、30年度は研修等に参加し評価者の育成に力を入れる予定である。 |