【1】第三者評価機関名 | (社福)大分県社会福祉協議会 福祉サービス評価センターおおいた |
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評価調査者研修修了番号 | SK2021282 1809 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 29名 | |
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施設長氏名 | 衞藤 祐治 | 所在地 | 大分県 | |
URL | http://st-joseph-dormitory.localinfo.jp/ | |||
開設年月日 | 1952年07月02日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人聖ヨゼフ寮 | |
職員数 | 常勤職員 | 27名 | 非常勤職員 | 9名 |
有資格職員 | 社会福祉士 | 1名 | 精神保健福祉士 | 1名 |
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保育士 | 9名 | 看護師 | 1名 | |
臨床心理士 | 1名 | 公認心理士 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | ボスコハウス7名、マザレロハウス6名、ロメリハウス6名、ドミニコハウス6名、ラウラハウス4名 | (イ)設備等 | |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 理念 ①子どもの最善の利益を目指す(児童福祉法・児童憲章・児童の権利に関する条約に則って) ②キリスト教精神に基づいた自己実現(創立者ドンボスコの精神、すなわちイエス・キリストの教えを土台とした「心のふれあい」と「道理にかなった助言と指導」と通して ③家庭的養育を目指す(できるだけ家庭的な養育実践と環境作りを通して) ④社会全体で子どもを育む(親、地域、公共機関との協働によって) 基本方針 ①子どもの最善の利益を求めた支援 (子どもの権利擁護を図り、子どもの権利を保障する取り組みを行い、一人ひとりが自分は大切にされたと思う養育に努める。) ②基本的信頼関係の確立 (子どもたちとの関わりにおいて、一貫して彼らの同伴者となること「アシステンツァ」に務め、彼らの心と身体の安全基地となる。そのため職員は、「子どもたちを愛するだけでは足りない。子どもたちが『自分は愛されている』と感じることができるように、子どもたちを愛さなければならない」という創設者の言葉と思いを胸に、互いに一致した考えのもとに子どもたちと豊かで創造的な関わりを持つ。) ③家庭的養護を目指す (できるだけ家庭的な養育を行い、個々の子どもの育みを丁寧にきめ細かく進めていく。また、一人ひとりと密接に関わることのできる家庭的な環境の中で育てられるように環境づくりに努める。 ④家族や地域、公共機関、学校などの協働に努め、社会全体での養育を目指す (子どもたちは、家庭・地域・社会の宝であることを認識し、社会養育支援資源を利用することで、子どもたちがよき社会人となるための支援を行う) |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・ドンボスコの教育法に基づく支援を具体化するために全職員が定期的に(2か月に一回)職員養成講座を受講している。 ・施設全体の改善を促す試みとして投書箱を職員にも開放し、広く意見を収集している。 ・カトリックの修道会であるサレジオ会の司祭・修道者が職員として常駐することで、キリスト教的な価値観の生きたモデルが職員と児童に示され、施設全体の倫理観の礎となっている。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2023年04月24日(契約日)~ 2023年12月18日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和2年度 | |||
【6】総評 | 【理念、基本方針が明文化され周知が図られている。】 理念や基本方針については、パンフレットやホームページに記載されている。職員への周知と理解について、2019年から養育理念実現に向けて、場面ごとの具体歴支援内容を整理した職員業務用ハンドブック作成に着手、2021年からは試用版として日々の業務確認に用いている。ハンドブック内の理念・方針説明では、キリスト教精神に基づいた施設は「愛する」を「ほめる」や「丁寧」を「場面ごと」など用語を置き換えた内容となっており、月曜日から金曜日の朝礼時に唱和を行い周知を図っている。子どもたちへも場面ごとにわかりやすく周知が図られている。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | ご指摘いただいた改善内容に基づき、ケアの質向上を目指して今後も努力して参ります。 |