社会的養護施設第三者評価結果 検索

聖華園

【1】第三者評価機関名 (社福)佐賀県社会福祉協議会福祉サービス評価センターさが
【2】種別 児童養護施設 定員 60名
施設長氏名 城島 聖次 所在地 佐賀県
URL http://www2.saganet.ne.jp/seikaen/
【3】実施調査日 2014年06月30日~2014年12月19日
【4】総評 ①高い点=H26年4月1日に木製の新園舎が完成する。木の温もりがある新園舎で子ども等の生活が始まる。オールユニットされ、家庭に近い環境を目指し支援を実施している。 *定員は60名(現在49名)・職員は28名である。縦割り体制で子ども10名に複数担当制(3名)にてリーダーを中心に対応している。施設長は、自立に向けて、子ども等が社会で関わりを持ち通用出来る様にとの思いが端々に感じられる。 *幼稚園は3年保育への通園、特別支援学校への通学、入級等教育の機会を設けている。小学生には大学生・社会人のボランティアの方々に学習を見てもらい、中学3年生には通塾で受験対策を行っている。*地域の方から育てて貰うとの思いで、地域との交流を深めている。夏祭り、幼稚園招待誕生会、老人ホーム等訪問、町民運動会、地域こどもクラブや餅つき大会等毎年実施している。*地域でのショートステイでの受け入れを行っている。
②改善点=人事考課については今後の課題である。 *外部監査については、外部の専門家による外部監査を実施する検討が必要である。*施設運営については、社会的養護の動向を把握し、子どもに関する情報データーが、中・長期計画や事業計画に反映できる取り組みが今後の課題である。*養育支援については、社会的養護の更なる充実の為に目標を持って、中・長期計画作成等で、問題点や課題の解決に向ける必要がある。支援のQOL(質の向上)に向けて、計画・実行・評価・見直しのサイクルを継続していく必要がある。*性教育については、年齢の応じたカリキュラムを準備し、対応できるように職員の対応が望まれる。*職員の研修計画については、研修成果の評価・分析をすることで、次回へ反映が出来る様な体制が今後望まれる。 *障害のある保護者等の対応については今後の課題である。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
第三者評価を受け、本園の改善点を明らかにしていただいたことに感謝申し上げます。特に、児童に関するデーターを中長期計画や事業計画に反映することについては、現在の児童措置の動向や県の施策を踏まえながら、オール小規模グループケア化やファミリーホームの開設などの時期や方法について、今後詳細な検討を行ってまいります。また、支援のQOLの向上、性教育、職員研修計画については、現在取り組みを始めたところであり、今後、全職員で議論しながら、適切な計画の作成、実行、評価、見直しを行って行きたいと考えております。その他、ご指摘いただいた点に関しましても、それぞれ改善に努めていく所存です。
第三者評価結果はこちら