【1】第三者評価機関名 | (社福)高知県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | S24261 S24092 S25199 SK15131 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 島崎 豊 | 所在地 | 高知県 | |
URL | http://kfj-zaidan.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1961年12月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 高知県福祉事業財団 | |
職員数 | 常勤職員 | 15名 | 非常勤職員 | 1名 |
専門職員 | 社会福祉士 | 1名 | 保育士 | 4名 |
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認定心理士 | 1名 | 栄養士 | 1名 | |
調理師 | 2名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 14室 | (イ)設備等 | |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 理 念:子どもの最善の利益を保証し、社会全体で育むこと 基本方針:子どもの発達の保障をするとともに、児童の権利擁護の観点に立ち、自立支援に力を尽くし、心の癒される施設を目指した取組みを進める。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・地域の要保護児童対策協議会への参加により、行政、福祉・教育機関、地域関係者と連携を図っている。 ・月3~4回の職員会を通して児童の処遇を含めた情報を共有している。 ・子ども会を定期的に開催している。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2015年10月28日(契約日)~ 2016年03月24日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成24年度 | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・小規模な職員体制と職員定着率の高さ等の特性を活かし、職員と子ども、また職員同士の人間関係が構築できている。また、週1回程度の職員会で子どもの状況などの情報共有を密に行い、家族的な支援ができている。 ・地域性を活かし、地元の祭りや運動会等に子どもが参加しているほか、ボランティアの受入れも積極的に行い、地域との交流をすすめている。 ・前回の第三者評価以降、各種マニュアルを整備し、養育・支援に関する文書化、共有化が図れている。 ・施設長は広い視野をもち、将来の子どもの自立を考え、施設と地域、また各種専門機関との連携体制づくりをすすめている。 ・直接処遇職員と心理担当職員や個別対応職員が連携し、子ども一人ひとりの状況に合わせた見守り、支援ができている。 ◇改善を求められる点 ・養育・支援を計画化し、評価・見直しを図るPDCAサイクルを活かす組織的な仕組みづくりをすすめることが望まれる。 ・人事基準や職位階層化を図るなど、責任の所在と職員指導体制を構築するなど、組織強化を図ることが求められる。 ・課題の多様化がすすむなか、職員の専門性を高めるための研修の充実が求められる。外部研修への派遣と併せて、法人及び施設の職場内研修の計画的な実施を積極的にすすめることを期待する。 ・子ども会のほか、苦情解決の仕組みや意見箱の設置などを整備しているが、子どもの意見は少ない。ほんのささいなことでも子どもが意見を言える環境づくりをさらにすすめていくことを期待する。 ・家庭的養護推進計画も策定されているが、早期の小規模分散化及び地域小規模化の実現に向けて、より具体的な計画を立て、推進していくことを期待する。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価制度が導入され2度目の受審となりました。 初回の評価結果を受けて、毎年自己評価を重ね課題の改善に取り組んで参りました。 子ども達を取り巻く社会環境は年々厳しさを増しており、施設処遇においても職員の専門性とスキルの高さを問われている事を認識しています。 今回の評価結果を真摯に受け止め、今後も自己研鑚に努め組織全体として課題解決に向けた取り組みを進めて参ります。 |