【1】第三者評価機関名 | (社福)高知県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK18168 SK18272 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 30名 | |
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施設長氏名 | 藤原 亨 | 所在地 | 高知県 | |
URL | https://nansyo.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1950年01月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 南少 | |
職員数 | 常勤職員 | 21名 | 非常勤職員 | 0名 |
有資格職員 | 保育士 | 10名 | 心理士 | 1名 |
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栄養士 | 1名 | 調理師 | 1名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 14室 | (イ)設備等 | 本館 小規模 |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 理念:仏教精神を基盤として、全職員が児童に対し深い理解と共感をもち、それぞれの専門性を発揮し、児童の健全な養護、育成を行うとともに、地域社会への貢献を果たす。 基本方針:仏教精神を基盤に生活指導等を行い、感謝の気持ちで日々の生活をおくり、健全な社会人となるよう養護し育成する。 (実践)規律、自主、協力、親善、奉仕、努力、運動 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 特になし | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2020年07月03日(契約日)~ 2021年03月03日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成29年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ○社会的養育推進計画が策定されており、施設の10年後を見据えて、施設整備や人材確保・育成における課題点を明確にするとともに、今後の取組方法を記載した計画が立てられている。 〇施設としての理念・基本方針、養育・支援に関する処遇マニュアル、子どものアセスメントシート等が作成中であったり、検討予定であるとのことであるが、これらが職員参画のもとに園内研修等で協議を重ねて行われており、施設としての養育・支援の質向上に向けた取り組みが行われている。 〇地域の公益的取組に関しては、高知市社会福祉法人連絡協議会に高知市の児童養護施設として唯一加入をしており、施設として地域貢献活動に参加するほか、地域の団体と連携した地域活性化の取り組みも行われている。 〇自立支援計画策定においては児童相談所との連携も踏まえ、子どもや保護者の意向も取り入れ、現状の子どもの強みを把握したうえで課題解決の目標を立てていくといった取り組みが行われており、子どもの状況に応じた目標設定がなされている。 〇日々の養育記録に関しては、子どもの状況や養育・支援についての内容が詳しく記載されており、特別なケースに関しては特別に取り上げて記載するといったことも確認できた。 ○家庭相談支援員の専任化により、家庭訪問を積極的に行い、関係性を築きながら保護者支援をきめ細かく行っている。 ◇改善を求められる点 〇養育・支援の処遇マニュアルが作成段階にあるが、職員の共通理解のもとに南海少年寮としての養育・支援ができるようになるといった取り組みが求められるところであり、処遇マニュアル等の速やかな作成を期待する。 〇社会的養育推進計画が策定されたので、今後も単年度の事業計画に具体的にどのように進めていくのかの具体的な数値目標を盛り込んでいく取り組みを期待する。 〇中長期計画の建物の改修・改築はすぐには実現が難しいことから、子どものプライバシー保護に関して改修を待つのではなく、今の環境でできる工夫を行うことを期待する。 〇施設に関する情報提供はホームページ等でも行われているが、保護者や地域住民に施設をより理解してもらううえでも、パンフレットの見直しの際に施設の現状に沿った内容や施設をより分かりやすく説明したもの等へと変えていく取り組みを期待する。 〇子どものプライバシー保護や個人情報保護に関する規程が作成されていないので、これらの整備を早期に求める。 〇心理職員の配置はあるが、施設として心理的ケア面で十分に活用できていないところがあり、支援における心理職員の位置づけ等を施設全体で検討することを期待する。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 前回の受審から、大舎の形態のままですが全居室にエアコンを設置するなどのご指摘いただいた環境整備は行ってきました。しかし、小規模化への取り組みは進んでおりませんでした。小規模化を前提にした項目や、前回指摘されたことも十分な改善には至っていないことも明らかにしていただきました。 各項目的には、評価していただいたところも前回より増えておりますが、小規模化への取り組みや、様々な改善に向け動き出したところであり、委員の方から「次回が楽しみです。」と言っていただいたことを励みに、確実に進めていきたいと考えております。 |