【1】第三者評価機関名 | (社福)愛媛県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK2019019 SK2019020 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 75名 | |
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施設長氏名 | 鴻上 幸久 | 所在地 | 愛媛県 | |
URL | http://www.koinonia-as.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1948年10月15日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人コイノニア協会 | |
職員数 | 常勤職員 | 41名 | 非常勤職員 | 3名 |
有資格職員 | 社会福祉士 | 2名 | 精神保健福祉士 | 1名 |
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保育士 | 14名 | 公認心理士 | 1名 | |
栄養士 | 1名 | 調理師 | 5名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 31室 | (イ)設備等 | 親子訓練室 |
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(ウ) | ショートステイルーム | (エ) | 里親支援相談室 | |
【3】理念・基本方針 | 理念 一.聖書の教える<隣人愛>の実践に努める。 一.児童の権利を擁護し、その自立に貢献する。 二.愛着関係形成に心を砕き、心の健全な育成を図る。 三.公平・公正な運営を心がけ、公共の利益を図る。 四.地域・関係機関との協力関係を作り、地域ニーズに応える。 五.職員の資質向上努力を常に心がけ、専門的かつ適切なサービスを提供する。 基本方針 ①「受容と支援」…種々の事情により生活に困窮する児童を受け入れ、その支え手となって責任ある支援とその努力を尽くす。 <措置入所のみならず一時保護委託やショートステイ・トワイライトステイにも可能な範囲対応していく> ②「生命の保護」…児童の生命を守り、かつその身体の健全をはかる。 <各種マニュアル活用によるきめ細かなケアの実施> ③「敬 愛」…児童を敬愛し、その人権を擁護する。 <児童の権利擁護に立ったケアと人権理解を伴った自立への援助> ④「個性の尊重」…児童の個性を重んじ、その可能性の伸長に努力する。 <発達に応じた学校選択と発達・学習支援・個性を育てる支援> ⑤「自立と使命の自覚」…児童の自立を助け、児童がその個々の能力に応じて他者を支えうる社会人となるべく、その育成に努める。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 小規模化され、体制整備の途中であるが、子どもの目線に立った子どもの最善の利益を追求した支援が行われている。 施設長が代わり、子どもとの信頼関係を軸にした養育・支援の方法を模索している途中である。また、地域との関わりを大切にしながら、地域の子育て支援の拠点としての役割を担おうとしている。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2019年05月16日(契約日)~ 2019年11月07日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成28年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 昭和22年の設立以来、一貫して児童の養育支援に携わってきた。平成29年度から施設建て替えにより全面小規模化による運営ができるようになり、日々、福祉サービスの質の向上に向けた取組みが行われている。 施設長は職員の意見や考え方、発想等を大切にすることを心がけ、それらが職員一人ひとりの育成に向けた取組みにつながっている。また、「子ども目線の養育」をモットーに、子どもの主体性を尊重した支援に取り組んでいる。さらに、子どもの問題行動が明らかに減少し生活の持続的な安定につながっていることは、子どもと職員の努力の結果であるといえる。 ◇改善を求められる点 地域の子育て支援の拠点となれるよう、公益事業への積極的な取組みを期待したい。また、家庭の再統合を目指した支援において、様々な機関と連携しながら、個別・具体的に支援していく体制づくりを期待したい。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価受審に伴う自己評価を通じて、自らの施設の取り組みを見直し、改善点や強みを施設自身が再確認することが出来ました。また書面調査や訪問調査によって改善課題が明確化し、今後の具体的な目標設定を行うことが出来ました。 今回の第三者評価結果を謙虚に受け止め、子ども目線に立った、子どもの最善の利益を追求する取り組みを更に進めていくとともに、地域の子育て支援の拠点としての役割を担うための努力を続けて参りたいと思います。 |