【1】第三者評価機関名 | (社福)和歌山県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15213 0901A006 1601A017 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 36名 | |
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施設長氏名 | 垣内 瞳 | 所在地 | 和歌山県 | |
URL | http://www.wfj.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1955年03月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 和歌山県福祉事業団 | |
職員数 | 常勤職員 | 21名 | 非常勤職員 | 3名 |
専門職員 | 社会福祉士 | 3名 | 介護福祉士 | 5名 |
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保育士 | 7名 | 管理栄養士 | 1名 | |
医師 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 42室 | (イ)設備等 | 本体は3棟でユニット型 |
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(ウ) | 地域小規模児童養護施設併設 | (エ) | 小学生からは個室 | |
【3】理念・基本方針 | (理念) 「障害のある人も無い人も又、高齢者も子どもも、共に地域で生活し、そして共に地域活動に参加できる社会が普通の社会である。」という社会福祉諸法の理念に基づく「普通(ノーマライゼーション)の社会つくり」 (基本方針) 1.明るく、豊かな心を育てる 2.正しく、たくましい心を育てる 3.みんな仲良く、自立性を育てる |
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【4】施設の特徴的な取組 | 平成23年1月に新築移転し、平成26年4月には地域小規模施設「さんふらわあ」(定員6名)を増設することで家庭的な雰囲気の中で生活ができる養育環境づくりに努める等地域における社会的養護の推進に寄与している。新興住宅地の開発当初に新築移転にあたって、地域の受け入れも良好であり、町内会や民生委員等、地域との連携や交流も積極的に進め、地域における児童福祉の増進に努めている。 | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2017年08月29日(契約日)~ 2018年03月14日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | (特に評価が高い点) 1.組織体制 業務分掌を明確化し、組織の中で各職員の立場を明確にするとともに、各人の果たすべき役割もわかりやすく明示している。また、班会議、運営会議を設置し、現場の課題を班会議で話し合い、運営会議で施設全体の課題として検討し、日々の業務の中へフィードバックする体制を確立している。施設長は自らの役割と責任を明確にし強いリーダーシップをもって養育の使命を全うすることに力を注いでいる。 2.地域交流・地域貢献 施設主催の祭りが地域交流の場となっているなど子どもと地域の交流を広げ、また学習支援やその他季節や時々のボランティアを積極的に受け入れている。里親支援センターを委託運営し、里親支援専門相談員を配置し里親サロンの開催や里親への訪問・相談等、地域の里親支援に貢献している。 3.こどもの自立へ向けた支援の充実 アフターケア担当窓口を設置し、20歳までは全面的なアフターケアを実施し、20歳以上の退所者についても希望に応じて支援を継続する等積極的に取組んでいる。「ひまわり基金」を設立し、卒寮後の生活資金の援助や運転免許取得に向けた経済的支援を実施し、子どもの自立に向けた援助を行っている。 (改善が求められる点) 1.職員の質の向上に向けた取組 「職員倫理要綱」「職員行動規範」で職員の目指す姿を示し、職員の自己研鑽を奨励しているが、職員個々への育成に向けた目標管理は実施していない。独自に施設長面接を行い考課表も実施しているが活用に至っていないため、面談結果を活用し、個人目標の設定とそれに向けた研修計画を作成し、さらなる人材育成に取組むことを期待する。 2.アセスメント 支援マニュアルはよく整備されているが、児童相談所のアセスメント表を利用しており、施設としてのアセスメントは今年度から新たに開始した低年齢向けのシートが主体であるため、各年齢層に応じた内容を工夫し、早急に全員分のアセスメント実施し、個々のニーズを的確に抽出して課題の克服に取組まれることを期待する。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 2日間、丁寧に審査をしていただきありがとうございました。 私どもは施設の基本方針に則り、子どもたちが明るく豊かに育ち、希望を持って人生を歩んでいくことを願い、日々子育てをしております。福祉は人なりと申しますように、子どもの人生の大切な時期に関わる職員の育成は当法人の重要取組です。今回の受審結果を真摯に受け止め、個別面談や評価、研修等への参加だけでなく職員個々の目標管理に取組み、人財育成に努めてまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。 |