【1】第三者評価機関名 | (株)福祉サポートセンター |
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評価調査者研修修了番号 | SK15166 SK15106 25地福第2303-20号 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 86名(地域小規模ホーム含む) | |
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施設長氏名 | 多田 喜和子 | 所在地 | 岐阜県 | |
URL | ||||
開設年月日 | 1952年05月17日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 樹心会 | |
職員数 | 常勤職員 | 34名 | 非常勤職員 | 0名 |
専門職員 | 社会福祉士 | 1名 | 児童指導員 | 13名 |
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保育士 | 15名 | 栄養士 | 1名 | |
臨床心理士 | 1名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | (イ)設備等 | ||
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | こころ ~子ども一人ひとりが個性豊かで逞しく、思いやりのある自立した子ども~ | |||
【4】施設の特徴的な取組 | 敷地内に木造2階建ての6つのホームと地域小規模ホームにおける、完全独立型のホーム制児童養護施設。ホーム職員による完全調理など家庭的養護、小規模ケアを先駆的に取り組んでいる。また、家族再統合をめざし、家庭支援専門員を中心に家族調整にも力を入れている。 | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2015年09月05日(契約日)~ 2016年03月08日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | 特に評価が高い点 ・施設の環境は地域に溶け込んでいるように感じられ、アンケートに見られる入所児童の表情は明るく、満足度は高い状況が確認できた。法人は、将来的な展望を先取りする形での事業展開に取り組み、職員の先行確保や処遇改善のための補助事業を活用するなど、積極的な改善意欲が感じられた。 ・全職員に配布される「職員の手引きには」、理念や基本方針の他、子どもの基本的人権、個性の尊重、被措置児童虐待対応などについて、具体的な例示によりわかり易く書かれており、学習会を開催するなど職員の周知に努められている。 ・子どもに対する養育・支援については、子どもたちひとり一人の個性が尊重され、子どもたちの意見や要望が大切にされている。 ・栄養士による嗜好調査が適切に行われ、こどもたちの意向を反映した献立作りに努められている。また、子どもたちが書いた嗜好調査表に栄養士が一人ずつコメントを記入し子どもに渡すなど、一方通行で終わらせることなく適切な回答をしている。 ・中学2年から「進路の会」を開催して、子どもが自分の将来を考える時間を十分に設けて、職員が根気よく子どもと向き合い子どもの「最善の利益」にかなった進路になるように努めている。また大学進学を目標にした児童の措置延長や家庭や子どもの状況により措置継続など、子どもにあった支援を職員と共に考え自立に向けた支援に取り組んでいる。 (改善を要する点) ・職員の好意による結果としての長時間勤務や一部職員の業務量に業務過多の側面も見受けられるので、法人としての改善に期待したい。 ・支援については職員個々の力量も高く的確であるが、仕組みやマニュアルが十分整備されていない点もあり、整備に向けた取り組みを望む。 ・状況に即した情報の共有化に向け、パソコンのネットワーク化などの検討を望む。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 高く評価していただき、ありがとうございます。昨年度、ご指摘・ご指導を受け改善を図っているところなどを認めていただ、うれしく思います。二年連続で第三者評価を受けたことによって、職員一人ひとりの意識の高まりを感じています。今会の第三者評価でご指摘ご指導を頂いた点を中心に支援や体制の見直しを図りながら、子ども達へのより良い支援に努めていきたいと思います。 |