【1】第三者評価機関名 | (特非)秋田県福祉施設士会 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15015 S15089 S-24-10 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 70(暫定63)名 | |
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施設長氏名 | 後藤 辰也 | 所在地 | 青森県 | |
URL | http://shichibi.com | |||
開設年月日 | 1950年09月07日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人七戸美光園 | |
職員数 | 常勤職員 | 31名 | 非常勤職員 | 3名(パート) |
専門職員 | 保育士(主任1名含む) | 13名 | 栄養士1名、調理師4名 | 5名 |
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里親専門相談員1名、心理担当職員1名 | 2名 | 家庭支援専門相談員(統括主任兼務) | 1名 | |
児童指導員 | 6名 | 被虐待児童個別対応職員及びスーパーバイザー | 3名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 6室(各部屋が2~4人に仕切られている) | (イ)設備等 | 防犯カメラ設置7カ所(園外2、園内非常口及び本園からの渡り廊下等5ケ所) |
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(ウ) | 食堂・居室・リビング等子どもの共有場所等にエアコン設置 | (エ) | トイレウォシュレット・Wi-Fiにフィルタリング等、毎年予算による設備増 | |
【3】理念・基本方針 | ◆養護理念 子どもたちが将来社会人となって自立の生活ができ、幸福に生きることができるように子どもたちを保護し且つその発達成長の援助を行う(昭和25年9月7日、初代園長 金子聖海より)。理念に対する十の心得(一から十まで省略)あり。 ◆養護方針 ・CSCプログラムを主軸とした方法論を用い子ども達の社会的スキルが向上するような支援に努める。 ・家庭に変わる場として安全で安心な場を提供する。 ・子どもと保護者の両方への支援に努める。 ・よりよい支援を目指し職員の資質向上に努める。 ・子どもの権利擁護のため、生活向上委員会(苦情解決)の設置、第三者評価の受審などを行う。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 当園独自のプログラム(CSC)を用いた現場職員と子どもたちとの「かかわりの対応」を目指し、ケアの標準化を図ることで、子どもの最善の利益につなげていこうという試みが、園長はじめ全職員が一丸となって取り組まれています。 このために、仕事の効率化と実効性を重んじた職員の情報の共有化としての「グループウェア(クラウド)」をツールとした施設経営を長年追求しており、さらに仕事からのストレス等の緩和策として職員への「10日間連続したリフレッシュ休暇」付与にも取り組んでいます。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2016年06月15日(契約日)~ 2016年09月07日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成25年度 | |
【6】総評 | ・施設長のリーダーシップのもと、役職員一体となった「子どもたちへの自立に関する姿勢・態度」の積極性が読み取れます。職員への姿勢や子どもたちへの姿勢、さらにはインターネット等を活用した透明性の確保に関しても、よく頑張っていると評価できます。実習生やボランティア受け入れ(100人)も多く、長年による地域からの特定ボランティア活動も実っております。 ・今後の課題としては、施設内で培われた「子育てのノウハウ」等も含めた地域への「公益事業」の展開を目的とした「地域のニーズ」把握、さらには当園の事業経営と地域に貢献する「経営状況の把握等の適切性」も合わせながら活躍できるよう期待したいものです。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 改善の指摘などがある事項に関してはより一層取り組んでいきたいと思います。しかし、いくつかの事項に関しては「?」が付く物もありました。たとえば「思想・信教~」のところでは何をもって「危惧」という強い表現になっているのかその理由が良く解かりませんでした。 当園は仏壇の前にクリスマスツリーを飾るようなぐらいに宗教的色合いは強くない施設ですが、宗教的背景のある施設はすべて「危惧」されるということなのでしょうか。第三者評価は評価者(評価機関)の中立性が重要であると思いますが、そこに熱い想いがありすぎると基準が評価者の想いのところになる懸念があると思います。 けれど、その大半は自分たちの在り様を客観的に知ることのできることなので、前述したように今後も頑張っていきたいと思います。 |