【1】第三者評価機関名 | (特非)ライフサポート樂樂 |
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評価調査者研修修了番号 | SK15043 SK15042 S25147 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 24名(27年度暫定定員19名) | |
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施設長氏名 | 小名木 健 | 所在地 | 山梨県 | |
URL | http://www.kashinokai.or.jp/im | |||
開設年月日 | 2013年06月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 山梨樫の会 | |
職員数 | 常勤職員 | 17名 | 非常勤職員 | 3名 |
専門職員 | 心理担当職員(臨床心理士) | 1名 | 家庭支援専門相談員 | 1名 |
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個別対応職員 | 1名 | |||
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 24床 | (イ)設備等 | 1ユニット6名(全室個室)×4ヶ |
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(ウ) | うち、2ヶ所を小規模グループケア体制構築 | (エ) | ||
【3】理念・基本方針 | 法人理念:Smile and Warmth「笑顔とぬくもり」 基本方針:自分を大切に自分らしく輝けるよう、子ども一人ひとりの個性を尊重した生活支援を行う あ - ありがとうの気持ちを大切に い - 今と未来の自分を育てよう む - 無限の可能性を信じて |
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【4】施設の特徴的な取組 | 地域住民が気軽に足を運ぶことの出来る恵まれた立地条件と動線を活かし、「池田ふれあいマルシェinあいむ」と題したお祭りを地域の子育て支援グループと連携して行うなど、将来の更なる施設の社会化を念頭にコミュニティケアに注力している。 日々の支援においては、子ども一人一人を尊重するためには威圧的であってはならないとの観点から、開設当初より職員は子どもを呼び捨てにせず、アットホームな中にも子どもの権利を尊重した節度ある対応を心掛けている。 また、子どもたちには多くの経験の中から情感豊かな人間に成長して欲しいとの願いから、県内の牧場と連携し、馬との触れ合いの中で情操教育にも取り組むなど、児童や職員の意見を取り入れた施設運営を心掛けている。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2015年08月27日(契約日)~ 2016年03月28日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | - | 前回の受審時期 | - | |
【6】総評 | 文教地区にある当施設は、モダンな建物で中央が広場になっており開放的である。友達も日常的に遊びに来るなど地域に浸透されている。 開設当初から子ども達の呼び方を話し合い、お互いに名前に(さん)を付けて呼んでいる。子どもを尊重し信頼関係を築く基礎でもあり、養育・支援の中では、人に迷惑をかけない事や礼節を重んじた指導がされ、情操教育の取り組みでは県内の牧場と連携し、馬との触れ合いを取り入れている。また、池田触れ合いマルシェ祭りには退園した家族にも連絡し繋がりを大事にされている。 職員に関してはボトムアップを基本に、みんなで話し合い、決めていくという方針を貫いており、お互い協力しあえる職場である。女性職員が多く家庭的な雰囲気があり、妊娠中の職員を通して命の成長を子ども達も楽しみにしている。職員の養育・支援の思いは強く、ライフ・ワーク・バランスを取り入れ働きやすい職場で退職者も少ない。 これからの取り組みとしては、開設3年が過ぎ、養育・支援は落ち着きができているので、組織運営に関する基準や手順などの整備に、職員一同で取り組まれることが望まれる。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 開設からの歩みを客観的な視点を得て振り返ることが出来るたいへん有意義な機会でした。いただいた評価に甘えることなく、今後も知識とプロ意識を高め、更に信頼されるあいむでありたいと職員一同思いを新たにしています。 |