社会的養護施設第三者評価結果 検索

愛信学園

【1】第三者評価機関名 (株)第三者評価
【2】種別 児童養護施設 定員 60名
施設長氏名 小原 正守 所在地 兵庫県
URL http://homepage2.nifty.com/aishin-gakuen/index.htm
【3】実施調査日 2014年02月05日~2014年11月14日
【4】総評 「足し算で取組もう」と熱心に子どもたちを支援する園長、副園長、職員、ボランティアさん、頼もしい味方が多く居ます。

(1)子どもの能力・素質を見出し伸ばす為、多様な経験を積む場、機会を提供することを基本方針とし、「最善の利益」にかなった進路が自分で決定できるように支援を行っています。
 ①各種スポーツ大会、地域スポーツ少年クラブへの継続的参加、子ども主体の積極的な取組みにより、各スポーツ大会において好成績につながっているように感じます。
 ②文化活動では、学校を通じた各コンクール(習字、絵画、読書感想文等)での受賞や、地域での行燈、灯篭作りの制作、子ども会活動への積極的な取組み等による表彰を受けています。
 早朝・深夜、休日も骨身を惜しまず、最高にきついけど、最高にやりがいのある仕事と感じてサポートする職員の姿が現場にありました。
(2)地域支援・交流に力を入れて取り組んでいます。
 施設の立地を生かした子育て支援事業(ショートステイ、デイサービス)の積極的受入れ、商店街の空店舗を活用した本園近く所在の地域子育て支援ルーム「かえっこや」のプレイルーム開放と心理士による子育て相談の実施。定期的に実施している子育て支援行事「かえっこバザール」、施設行事(夏祭り、クリスマス会、もちつき)に地域の方を招くとともに、地域各団体の行事に積極的に参画、祭りへのブース出店やステージ出演等の活動を通じ、日々交流を深める取組みがされていました。
(3)子どもの権利擁護とボランティアの受入れ
 子どもの意見を尊重し要望をくみ上げる取組みとして、意見箱の設置や毎月の学童会の実施により子どもの意向や意見を聴取し、日々の処遇に反映させた子どもを主体とした施設運営が行われています。また、苦情解決体制における第三者委員が地域のボランティアの習字の先生で、子どもの良き相談相手となっていました。多くのボランティアさんが定期的に何度も施設を訪問、子どもたちの成長を共に見守り支えている大人の方との交流も多く見受けられました。

 今回の初めての第三者評価への取組みで、改善の手法を身に付けられたので、子どものQOL(生活の質)は向上すると確信しています。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
 第三者評価受審にあたり、事前の自己評価項目の取り組みについて職員間の共有化のもと、日々の養育の見直しを図る機会となりました。2日間の訪問調査を通して改善への具体的な助言をいただき、多くの気づきを得ることができました。
 法人の理念に基づいた施設運営を進めていく中で、今回の評価結果を真摯に受け止め、さらなる養育の質の向上と地域貢献に努めてまいります。
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