【1】第三者評価機関名 | (特非)福祉21かごしま |
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評価調査者研修修了番号 | SK15148 S16066 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 19世帯 | |
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施設長氏名 | 小松 ひとみ | 所在地 | 鹿児島県 | |
URL | ||||
開設年月日 | 1942年05月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 鹿児島県社会福祉事業団 | |
職員数 | 常勤職員 | 10名 | 非常勤職員 | 2名 |
専門職員 | 寮長 | 1名 | 学習指導員 | 2名 |
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少年指導員 | 3名 | 嘱託医 | 1名 | |
母子支援員 | 2名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | (イ)設備等 | ||
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 社会的養護を担う母子生活支援施設においては、地域や社会との連携を深め社会にひらかれたものとし、そこで暮らす母親と子どもに「安定した生活の営み」を保障する支援が求められている。 母親と子どもが共に入所できる施設の特性を生かしつつ、親子関係の調整、再構築等 と退所後の生活の安定を図ることを目的とし、母親の緊急保護や広域入所も積極的に受け入れ、施設機能を発揮し社会の期待に応えていかなければならない。 施設職員は全国母子生活支援施設倫理綱領・事業団倫理綱領と寮の支援理念を基本とした支援を行い、母子の保護と自立を促進していく。 (1)支援基本指針 ① 利用者の基本的人権を擁護し個別の態様に応じた適切な支援を行う。 ② 利用者自らが選択し決定するための情報の提供を積極的に行う。 ③ 利用者の要望・苦情には迅速、適切に対応し満足していただけるサービスの質を図る。 ④ 利用者が安心して生活できる環境の確保に努める。 (2)支援領域目標 ① 健康管理と安全確保 ② 生活支援 ③ 子育て支援 ④ 就労支援 ⑤ 地域交流 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 心理担当職員、個別対応職員、学習指導員などの加算職員を配置して、利用者に手厚い支援を行っている。 法人が複数の福祉施設を経営しているため、多種多様な施設経験職員を配置できる。 地域交流室を利用した教養講座や施設行事に、地域に住む退所世帯や入所児童のお友達に声をかけ、アフターケアと兼ねた地域交流を実施できるようになった。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2017年09月01日(契約日)~ 2018年06月15日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成25年度 | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 基本理念・運営方針に、母子生活支援施設としての自らの果たすべき役割を明確にし 職員並びに母子に対して充分な説明を行うとともに、理念・基本方針を実現すべく組織体制の整備や強化に努め、職員の働きがいや働きやすさを実現することで、さまざまな課題を抱える母子に対し、個別の対応を強化し支援の質の向上に努めている。 また、施設名にふさわしく「愛と情熱」を持って母子の自立支援に取り組んでいる。 ◇改善を求められる点 支援の質向上に向けて、施設の運営管理面また現場における支援提供の様々な取り組みの結果を客観的に評価し、振り返りを行う仕組みが構築されれば申し分ない。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回平成25年度以降2回目の第三者評価を受審し、当施設の提供している福祉サービスの質について、専門的かつ客観的な立場から評価をいただきました。 この評価結果は、当施設において、母子の安心・安全の場としての福祉サービスを提供するとともに、施設の特性を活かし地域に開かれた施設運営を行うための課題を明確にし、具体的な目標設定を行う上での客観的指標となりました。 評価の高い点については今後さらに推進し、また、改善を求められた点については、十分検討を行った上で、社会的養護を担う母子生活支援施設として、職員一丸となって利用者の福祉サービスの質の向上に努め、よりよい施設運営を目指して努力していきたいと考えています。 |