【1】第三者評価機関名 | (特非)ライフサポート樂樂 |
---|---|
評価調査者研修修了番号 | SK2021068 SK2021067 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 20世帯 | |
---|---|---|---|---|
施設長氏名 | 木村 良幸 | 所在地 | 栃木県 | |
URL | ||||
開設年月日 | 1947年06月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人とちぎ健康福祉協会 | |
職員数 | 常勤職員 | 10名 | 非常勤職員 | 0名 |
有資格職員 | 社会福祉士 | 1名 | 精神保健福祉士 | 1名 |
---|---|---|---|---|
介護福祉士 | 3名 | 保育士 | 7名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 22室 | (イ)設備等 | (設備等)・保育室・学習室・集会室・相談室・心理相談室 |
---|---|---|---|---|
(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 理念 母と子の権利擁護と生活の拠点として、子どもを育み子どもが育つことを保障、安定した生活の営みを支援する。 基本方針 基本的人権の尊重を基調にし、法の理念に基づいて、利用者の健全な育成を推進し、母と子が自立して社会生活を営むことができるよう支援するものとする。 |
|||
【4】施設の特徴的な取組 | ・心理相談の実施。母子の悩みごとに早期に気付く。 ・母親常会。子ども常会の開催。 ・防災対策に関わる備品の整備による災害時における利用者の安全確保。 ・学習教室の開催による学力の向上。 ・利用者の働き方に対応した補完保育の実施。 |
|||
【5】第三者評価の受審状況 | 2023年08月14日(契約日)~ 2024年02月19日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 令和2年度 | |||
【6】総評 | 1,前回訪問調査で指摘した改善点について実践している。具体的には、施設理念の策定、毎月の自己評価(振り返り)の実践等であり、職員の中でルーティーン化されている。 2,地域ニーズをとらえてショートステイ事業を立ち上げて取り組んでいる。 マンネリ化に成りがちの現場業務に新たな取り組みで職員意識の向上が見える 3,施設長は職員からの信頼と信望を得て組織ガバナンスが適切に機能している。 4,サービスの質は職員の資質の向上として身近なOJTで教育指導に取り組んでいる。 職員の外部研修派遣も積極的で職員育成環境が整っている。 5, 職員間のコミュニケーションがあり、上下関係・横の関係に距離感のない職場風土が形成されている。 ◇改善を求められる点 1,マニュアルの再構築と整備。改正年度等時系列的に改訂・リニューアルで身近に存在するマニュアル作り。 2,外部研修参加者の受講内容のフィードバックシステムの検証。行きっぱなし、レポートのみの現状から職員会議等の発表等で研修内容の共有化。 3,職員面接・個人目標設定・資格制度等と人事考課制度による仕組みの見える化。 人事考課のフィードバックの在り方について職員をまじえて検討課題。 4,早期BCPの策定による、施設リスクマネジメントの確立。 5,施設の特殊性から、外部との関係は難しいところもあるが、隔離施設化しないように適度にボランティアや地域社会との関わり作りも将来課題として検討を要する。 6今後ショートステイ事業の創設に続く、新たなる地域福祉への施設戦略が求められる。外国人が日常化された現代、時代に即した施設の在り方を模索。 |
|||
【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 前回同様、多岐にわたる調査項目の一つ一つを振り返りながら、改善できたこと、改善できなかったことや運営・管理していくうえで施設としてのやるべきことを再認識することができました。外部の視点を活用することにより、所内では気づけない点に気づくことができ、当施設の良さや課題が明確になり、気づきや学びを高めることができました。評価していただいた部分については日々取り組んでいる支援に対して自信をもって続けていくこと、評価に恥じないように継続して努力していく謙虚な気持ちも併せてもって取り組んでいきたいと思います。 今後ショートステイ事業を展開し、当施設としての特性を開花させ、地域の方々に愛され選ばれる施設を目指していきたいと思います。 |