【1】第三者評価機関名 | (特非)ライフサポート樂樂 |
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評価調査者研修修了番号 | SK2019007 SK18057 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 20世帯 | |
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施設長氏名 | 荒井一宏 | 所在地 | 栃木県 | |
URL | ||||
開設年月日 | 1947年06月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人とちぎ健康福祉協会 | |
職員数 | 常勤職員 | 10名 | 非常勤職員 | 0名 |
有資格職員 | 社会福祉士 | 1名 | 精神保健福祉士 | 1名 |
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介護福祉士 | 3名 | 保育士 | 7名 | |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 22 室 ・タイプA・タイプB・タイプC・タイプD・タイプE・タイプF | (イ)設備等 | 保育室・学習室・集会室・相談室・心理相談室 |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 理念 母と子の権利擁護と生活の拠点として、子どもを育み子どもが育つことを保障、安定した生活の営みを支援する。 基本方針 基本的人権の尊重を基調にし、法の理念に基づいて、利用者の健全な育成を推進し、母と子が自立して社会生活を営むことができるよう支援するものとする。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | ・心理相談の実施。母子の悩みごとに早期に気付く。 ・母親常会。子ども常会の開催。 ・防災対策に関わる備品の整備による災害時における利用者の安全確保。 ・学習教室の開催による学力の向上。 ・利用者の働き方に対応した補完保育の実施。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2020年08月07日(契約日)~ 2021年03月30日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成29年度 | |||
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ・法人全体として、平成30年度(2018年度)を初年度とする5か年計画、とちぎ健康福祉協会基本計画(三期計画)を策定し、本計画で、「質の高いサービスの提供」「自主自立経営の確立」「地域社会への貢献」という三つの基本方針のもと「健康経営 みんなの力で あふれる笑顔」をスローガンとして掲げ・児童福祉事業・障害福祉事業・健康つくり事業・経営管理事業を実施し、行動計画と資金収支計画を計画しています。その中の母子生活支援施設わかくさの事業運営の基本方向をしっかり計画されています。 ・職員同士の関係が良く、明るい職場環境で、利用者(母親)が自立し安定した生活が送れるよう、積極的にアイデアを出して取り組んでいます。常会に参加し、利用者の要望や意見を吸い上げて、料理教室等を開催し手作り料理を作る機会を設けています。中庭では、子ども達が学校の友達と笑顔で遊ぶ姿も見られました。 ・新型コロナ渦で職員も利用者も大変な中で、行事などのプログラムには、職員だけでなく母親や子ども達も参加して計画を立てています。 ◇改善を求められる点 ・法人の理念とは別に施設(わかくさ)の理念を職員皆で考え作成を期待します。 ・法人、施設の理念基本方針に基づき「期待する職員像」明確にされ個人面談も年一度ではなく、年度始、中間、期末と行われることを期待します。 ・わかくさのボランティア等の受け入れに対する基本姿勢を明文化されることを期待します。 ・宿直専門員への災害時教育は行われておりませんので、今後は宿直専門職員も夜間の訓練は必要と思われます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 今回で3回目の受審となりました。施設運営にかかわる様々な点や組織においての振り返りを致しました。評価結果での指摘事項のわかくさ理念については、直ちに検討、作成をしたところです。また、新たな人事管理制度導入により職員の個人面談は来年度より年1回から2回となる予定です。 その他指摘事項は、今後のより良い支援を実践するうえでの具体的な示唆となり、改善点を来年度に生かしていきたいと思います。日々の対応に追われて見えていないところに気付かせていただきました。支援にあたっては、入所者さんが持っているストレングスをしっかり見極めて、母と子の幸せのためにこれからも努力していきます。 |