社会的養護施設第三者評価結果 検索

青島学園

【1】第三者評価機関名 (一社)宮崎県社会福祉士会
【2】種別 児童養護施設 定員 50名
施設長氏名 河上 健一 所在地 宮崎県
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【3】実施調査日 2013年02月22日~2013年04月18日
【4】総評 ◇特に評価が高い点
 宮崎県社会福祉事業団を本部とする施設として、施設経営をはじめとして、事故防止・安全対策、関係機関連携・地域支援等の項目については、きちんと取り組みがなされており、高く評価できます。
 子どもたちを支援するためのマニュアルも充実しており、特に、性教育については、内容の濃い教本も作成してあり、充実ぶりが窺えました。
 また、児童養護施設の今後のあり方として進められている小規模グループケア施設を2か所も設置されており、その中の親子生活訓練室の活用を含め、先駆的な取組みに敬意を表します。
◇改善が求められる点
 大規模法人のメリットは施設経営等に十分に生かされていますが、現場としての子どもたちとの関係において、法人・施設の想いと子どもたちの想いの間に少しずれがあるようです。
 法的に権限が強化された施設長のもとで、施設独自の取組みを通じて、子どもとの信頼関係の構築を行い、さまざまな事情を抱える子供たちと施設職員が一緒に暮らす場として、子どもの「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」が、さらにしっかり守り続けられるような施設の取組みを期待します。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
この度、第三者評価利用者アンケートの結果から、子どもたちの今の素直な気持ちを知ることができ、安心して暮らすことの出来る場所を確保・維持することが、子どもたちの成長に大きく関わりを持つものであることを深く認識しました。
第三者評価の意義は利用者支援の質の向上を目的としています。子ども一人ひとりの思いに気づき真摯に向き合うこと、職員自身が研鑽を重ねオーダーメイドの支援計画に対応できる技量を身に付けることが子ども一人ひとりの幸せに繋がり、自立へと導かれることを信じています。
また、福祉ニーズの変遷についても幅広く情報を収集し、児童養護分野で担うことのできる役割を通して地域資源と連携していくことにより、施設機能の強化を図っていきたいと考えています。
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