【1】第三者評価機関名 | (特非)北九州シーダブル協会 |
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評価調査者研修修了番号 | S15064 S15063 14-a00026 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 98名 | |
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施設長氏名 | 西田 孝子 | 所在地 | 福岡県 | |
URL | http://www.futaba-kai.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1946年10月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人 双葉会 | |
職員数 | 常勤職員 | 41名 | 非常勤職員 | 10名 |
専門職員 | 保育士 | 17名 | 指導員 | 16名 |
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看護師 | 1名 | 栄養士 | 1名 | |
事務員 | 1名 | 心理士 | 3名 |
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 児童居室21室 幼児室・保母室・学習室・医務室・小規模グループ室 | (イ)設備等 | ポンプ室 |
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(ウ) | 洗濯室・洗濯乾燥室 | (エ) | 食器洗浄機・食器乾燥機 | |
【3】理念・基本方針 | :理念 措置費の効率的運用により円滑な施設運営を図ると同時に、児童の基本的人権の尊重を第一義とし、将来児童が一人の人間として、社会にて適応できるべく、基本的生活習慣と社会生活のルールを身につけさせると共に、適切な進路指導を行い、将来子どもたちが豊かで幸福な生活を営むことが出来るよう、最大限の援助をすることである。 :基本方針 職員の豊かな愛情と技術により、家庭的雰囲気の中で明るく伸び伸びと生活させ、情緒の安定を図る。 児童の自主性を尊重し、善悪に対する判断力、年上への尊敬の念、弱者へのいたわりの心を育てる。 |
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【4】施設の特徴的な取組 | 心理士を含めた異職種間の協働と連携での処遇向上 ・地域行事等の積極的参加及び施設開放とサービス提供 ・児童が、人間として成長する為の養育方法の検討と実践 ・学力向上の為のハード面の充実とソフト面の環境作り |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2017年07月10日(契約日)~ 2018年03月09日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成26年度 | |
【6】総評 | ◇特に評価の高い点 ○開設73年の歴史を持つ法人として、長い年月をかけて地域社会と信頼関係を築き、毎月地域の行事や活動に招かれ参加することで、子ども達が地域の方と触れ合い、豊かな経験を通して、社会性を身に着ける取り組みが行われている。 ○必要な人材や人員体制の確保を目指し、臨床心理士や社会福祉士、看護師、管理栄養士、保育士等の専門職を配置し、子ども一人ひとりに合わせた養育・支援に取り組んでいる。 ○食事は子どもの身体づくりや心を育てる上で重要と捉え、子どもの嗜好や生活習慣を把握して、家庭的な料理を提供し楽しい食事風景である。また、外食に出かけ、子どもの好きな料理を注文して、食事マナーの習得にも取り組んでいる。 ○子供の学習能力に合わせて、学習ボランティア(3名)の受け入れや学習塾に通い、学力の向上に取り組み、子どもの未来が広がる支援に取り組んでいる。 ○スポーツ活動(野球、バレーボール)に積極的に取組み、子どもの協調性や礼儀、努力、他者への思いやり等を育てる取り組みを行っている。 ○北九州児童養護施設協議会の一員として、6施設を取りまとめ「子ども人権ノート」を作成し、児童養護施設の啓発活動に取り組んでいる。 ◇改善を求められる点 ○平成30年4月に第二双葉学園が開所予定であるので、これを良い機会として、改めて中・長期計画の策定に取り組み、今後の事業展開や施設運営の展望を明記し、周知に向けて取り組むことを期待したい。 ○経営環境状況の把握は出来ているが、それらの分析を実施したり、記録することが不十分なので、職員に周知する仕組みや方法を検討し、職員一人ひとりが施設の運営や取り組みを理解出来る体制の確立を期待したい。 ○子供の満足の向上に向けて、個人面談をしているが、子どもが中心に年齢別の児童会(小学生、中学生、高校生)を設置して子ども同士で希望や要望を話し合える組織としての体制の確立を期待したい。 ○発達障害や既往症等、子どもの状況が多岐にわたるので、心理、医療面を含め、職員の専門性を高める取り組みを期待したい。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 良い評価をして頂き、これからますます児童の養育・支援に励んで参ります。また、今回御指摘頂いた事については早急に改善するよう取り組みます。職員一人ひとりが専門性を高め、より良いサービスが提供出来るよう地域とも関わりながら日々の業務に努めたいです。 |