社会的養護施設第三者評価結果 検索

せんだんの家

【1】第三者評価機関名 (株)福祉工房
【2】種別 児童自立生活援助事業 定員 16名
施設長氏名 赤坂 尚子 所在地 宮城県
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【3】実施調査日 2014年08月28日~2015年02月28日
【4】総評 ◆特に評価が高い点
○退所者に対する退去後の支援体制に関して、過去の退所者に対し月1回の定期的訪問や連絡が行われ、必要に応じて支援をする体制が作られており、過去の退所者数も増大しつつある中で、適切な支援が行われている。
○地域との関係性において、町内会に参加し、町内への広報部の配布や、月1回の清掃活動への参加や、町内のイベントへの参加、駐車場を町内の災害時一次避難場所として提供するなど地域との連携を深める取組みを行っている。
○児童との信頼関係をもとにした支援が行われており、本人の目指す目標を確認し、仕事を持っている児童とは月に2~3回、持っていない児童とは毎日話し合いを行っており、又話す場所も、施設内に限らず、外出するなど状況に応じた対応を取り、児童との信頼関係を築く取組みが行われている。

◆改善が求められる点
○利用者に対し理念や基本方針、管理者の年度の取組み等に関しての説明が十分とは言えず、明文化された資料を渡し、年度初めなどでの説明を行っていくことが望まれる。
○各年度の課題に関して適切に分析されているが、翌年度の事業計画との結びつきが明確でなく、課題に対する改善への取組みに関し連続性を持った取組みが期待される。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
 今回初めて第三者評価を受け、利用者である児童の視点からの必要性や、アドバイスを頂き気づけた点が多くあった。
 利用者に対して、わかりやすい言葉や表現で法人理念や事業計画、プライバシー保護、苦情マニュアル等は法人のものとは別に独自に作成し周知していく工夫が足りていなかった。また、利用者に必要な地域資源をリスト化しておくことで、より児童に伝わりやすく記憶に残るものを作成していく必要性を実感したため実践していきたい。
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