社会的養護施設第三者評価結果 検索

栗原市ファミリーホームひだまり

【1】第三者評価機関名 (株)福祉工房
【2】種別 母子生活支援施設 定員 20世帯
施設長氏名 高橋 美紀子 所在地 宮城県
URL
【3】実施調査日 2014年06月06日~2015年01月31日
【4】総評 ◆特に評価が高い点
○母親への日常生活支援に関して、一般的な日常の生活支援に加え、育児に関して、職員は保育業務経験者であり適切な支援が行われ、不登校問題や虐待に関しても専門的な対応がなされている。
○子どもに自立に必要な力や人との関わりを学ぶために、子供同士でのレクリエーション活動も積極的に行われており、季節ごとに、バーベキュー、芋煮、餅つき、誕生会、ハンドベルといったレクリエーションが取り入れられている。又、施設の畑を利用した、種まきから収穫、食材へといった食育活動も行われている。
○管理者及び職員は権利擁護に関する研修等に参加し、権利擁護に関する理解を深め、支援の実践に結びつける活動を行っている。

◆改善が求められる点
○予算上の制約から、設備面におけるプライバシーへの配慮、バリアフリーへの対応、夜間の安全対策等に関しての課題があり、今後の解決が望まれる。
○専門職員の配置に関して、利用者のDVからの回復等を考え、心理専門員の必要性が高まる中、現状では配置できていない状況であり、予算上の問題もあるが、改善が期待される。
○実習生の受け入れに関し、次世代の福祉要員の育成という観点からも、今後の継続的受け入れが見込まれ、そのためのマニュアルや手続きの整備が望まれる。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
 職員の力の入れている部分をしっかり見て頂き評価していただいた事に感謝を申し上げます。自己評価の評価基準については、内容が母子生活支援施設にそぐわない部分も数か所ありましたが、改めて評価作業をする中で、不足の部分が浮き彫りにされ、反省することができました。また、公立という立場から自分たちの力だけで改善できうるものとできないものがありますが、これをきっかけに周囲に働きかける足掛かりができましたので、少しでも改善できるよう力を尽くしていきたいと思います。
第三者評価結果はこちら