【1】第三者評価機関名 | (社福)高知県社会福祉協議会 |
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評価調査者研修修了番号 | S24260 S25199 S15151 |
【2】種別 | 母子生活支援施設 | 定員 | 27世帯 | |
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施設長氏名 | 吉田 充 | 所在地 | 高知県 | |
URL | http://kfj-zaidan.or.jp/school_chigusa.html | |||
開設年月日 | 1947年04月01日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人高知県福祉事業財団 | |
職員数 | 常勤職員 | 10名 | 非常勤職員 | 0名 |
専門職員 | 保育士 | 7名 | 認定心理士 | 1名 |
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施設設備の概要 | (ア)居室数 | 30室 | (イ)設備等 | 保育室、学習室、相談室、事務室、会議室 |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 【理念】 母と子の権利の擁護に努めます 【基本方針】 1.入所者の安心・安全な居場所の提供に努めます 1.入所者の個性を尊重し面接や日常生活の場面で傾聴に努めます 1.職員は常に自己研鑽し入所者との信頼関係の構築に努めます |
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【4】施設の特徴的な取組 | 要支援者に目線を合わせた敷居の低い支援を目指す | |||
【5】第三者評価の受審状況 | 2016年07月20日(契約日)~ 2017年03月01日(評価結果確定日) | |||
受審回数 | 1回 | 前回の受審時期 | 平成25年度 | |
【6】総評 | 【特に評価の高い点】 ○基本方針にも掲げられている、利用者を尊重した支援や安心安全な居場所の提供に向けての取り組みは、職員の共通認識のもとに行われており、利用者が入所時から安心して生活ができるような支援へとつながっている。 ○施設長による経営分析が行われ、現状の抱える課題等も明確に把握ができており、今後の事業へつなげていく計画等も立てられている。 ○退所者への支援も「退寮者の集い」への参加案内の通知であったり、またフードバンク等からいただいた食料品を持っての家庭訪問なども行われており、退所者の拠り所としての役割を十分に担えている。 ○心理担当職員を配置し、心理的ケアが行えるような設備も整え、子どもに対する面談等の機会も多く持てており、子どもとの信頼関係の構築にもつながっている。 【改善を求められる点】 ○利用者に対する支援が職員の共通認識のもとに行われるように、一連の流れ等を文書化し、それを利用して職員に周知徹底を図ること。 ○中・長期計画や単年度の事業計画を職員の参画のもとに策定し、施設として共通理解のもとに推進していくこと。 ○養育・支援の計画について、年度中の評価・見直しがPDCAサイクルをもとに組織的に行われる仕組みを構築すること。 ○必要とされる各種規程やマニュアル等は今後の施設運営において重要な部分を占めるため、これらを整備すること。 ○職員がスーパービジョンを受けられる体制づくりについて、施設内外問わずにスーパーバイザーの役割が担える方を配置するなどの取り組みが今後必要とされる。 ○利用者から施設に対してはいろいろな要望があるものの、立場上なかなか意見が言いにくいという状況が見受けられる。建設的な利用者意見を評価する視点を持ち、利用者からいろいろな声を引き出し、取り上げ、なお一層満足度の向上につなげていくことを期待する。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 平成25年度につづき今回2回目の受審でした。前回指摘されたことが再度指摘され、この3年間の取り組みが不充分であったことが露呈され大いに反省しているところです。 これらの弱点を真摯に受け止め、中長期計画の策定やスーパービジョンの体制づくり等に努めてまいります。 多くの気付きをいただきありがとうございました。 |