社会的養護施設第三者評価結果 検索

安来学園

【1】第三者評価機関名 (有)保健情報サービス
【2】種別 児童養護施設 定員 60名
施設長氏名 永見 太 所在地 島根県
URL http://www.sendankai.net/02-shisetsu/shisetsu-10.html
【3】実施調査日 2014年06月04日~2015年01月28日
【4】総評 ◇特に評価が高い点
昭和28年5月、能義郡児童福祉大会で「家庭に恵まれない児童に手を差しのべよう」と決議を採択され昭和29年8月に開園され、平成26年に60周年を迎えられた。特に学園内の安心・安全を守る為「安全委員会」を設け、月に1回、子ども達との面談機会を作り、子ども達との関係作りもされている。職員は日々の生活中の変化にも気を付けながら、子ども一人ひとりに合わせた、養育・支援にあたられている。社会的養護関係を取り巻く環境変化に合わせながら、現在は男子3グループ(うち小規模グループケア1)女子3グループ、乳幼児1グループとなっているが、共同生活の良さを生かしつつ、個々のプライベートも守られるようにされている。今後についても、小規模グループケアや地域小規模児童養護施設の展開について、中・長期計画に掲げ、事業計画にも盛り込まれ、職員にも周知されている。職員の体制についても、配置基準以上の配置をされており、特に心理療法の為の心理職についても、常勤、非常勤を含め5名の充実した配置がある。

◇改善が求められる点
子ども達が自立の為多くの取り組みが行われていますが、食育の場面で献立を考えて買い物をする等の実践と男子児童の調理の機会が少ないように思われます。小規模グループケアが益々充実されれば、解決していくかもしれません。また食事のマナーが身に付くような食事メニューも工夫されると良いと思います。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
初めて第三者評価を受診し、施設運営に対する客観的な評価に接することができました。評価結果につきましては真摯に受け止め、問題点を職員全員で共有し業務運営の向上に努め、信頼される養護施設を目指したいと思います。
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