社会的養護施設第三者評価結果 検索

コスモス

【1】第三者評価機関名 (有)保健情報サービス
【2】種別 母子生活支援施設 定員 15世帯
施設長氏名 稲田 裕年 所在地 鳥取県
URL
【3】実施調査日 2014年07月01日~2015年01月06日
【4】総評 ◇特に評価が高い点
公設公営の母子生活支援施設です。公設公営という事もあり、役所関係をはじめとする連携はスムーズに取れています。生活面にも便利な米子市内に位置しています。生活定員15世帯という職員の細かく目の届く規模の施設で、少人数の職員はお互いに協力し合って、チームとして母子の支援にあたっておられます。必ず施設の出入りの時に、事務所に鍵を預けるようになっており、職員と母子が必ず顔を合わせたり会話したりするようになっており、何かあればすぐに対応できる体制が構築されています。

◇改善が求められる点
公設公営という事もあるかもしれませんが、現在の母子生活支援施設に入居なさる母子については、様々な原因によるものが多く特に近年のDV等虐待によるものが増えてきました。そんな現状の中、母子と直接かかわる職員に専門性が求められる中、職員については極力常勤職員に移行され、更なる専門性を習得されると良いと思います。人員基準も満たされていますが、もう少し余裕があると研修等へ参加しやすくなると思います。あと休日、夜間についても、現在の勤務体系を検討されても良いと思います。全体的に、マニュアル等の再点検の検討をされると良いと思います。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
母子生活支援施設が果たしている役割の重要性を踏まえた上で、できる限り職員間での勤務時間の調整をして、外部研修や他機関との連絡会・検討会等に参加することで、新たな知識の習得に努めて行きたいと思います。また、新人職員には職場内研修を随時実施するとともに、特に配慮を必要とするケースでは、複数で対応して、それらを含めた情報やノウハウは全職員が共有し、利用者の生活課題の解決に向けチームとして継続的な支援にあたっています。
第三者評価結果はこちら