| 【４】総評 |
◇特に評価が高い点
・管理者のリーダーシップの下、職員は、理念・方針に基づき全員一丸となって同じ方向に向かっている。また、支援にあたっては、利用者との信頼関係の構築している。自立に向けた支援、様々な保育、心理相談、緊急一時保護等の対応実践している。職員の離職率は低く、利用者との繋がりも深く、よりきめの細かい配慮、サービスの実践が行われている。
・各種感染症や災害・事故等に応じたマニュアルが整備され運用されている。防犯・防災に対する安全確保は、消防署等と連携し定期的な訓練を行っている。
◇改善が求められる点
・単年度の事業計画策定されているが、中長期計画を策定し、それに対する取り組み・見直し課題や問題点の解決に向けた対応が必要と思われる。特に職員体制については、母子の課題の多様化もあり今まで以上に負担増や職員の専門性が求められると考えられることから、増員等の検討、職員の異動等を含め再検討を望みます。又、職務権限についても再度、明確にされると良いと思われる。
・自立支援計画の見直しを行う手順や施設全体の支援の向上に反映させる仕組みを構築されてないのが現状である。今後の課題かと思われる。
・地域との関わりは、施設の固有の性格上、利用者の安全面から積極的な関わりは難しい様です。今後の課題かと思われる。 |
