社会的養護施設第三者評価結果 検索

兵庫県立清水が丘学園

【1】第三者評価機関名 (特非)福祉市民ネット・川西
【2】種別 情緒障害児短期治療施設 定員 70名(入所50名、通所20名)
施設長氏名 廣野 誠 所在地 兵庫県
URL http://www.hwc.or.jp/shimizugaoka/
【3】実施調査日 2013年07月11日~2014年03月27日
【4】総評 ◇特に評価が高い点
 法人の組織力と充実した運営管理体制の下、県下唯一の施設としてのセンター的機能を発揮している。特に被虐待児や発達障害等複合した問題を抱える子どもたちの増加に伴い、職員の高い専門性を活かし、総合的、かつ幅広い見地での支援に積極的に取り組んでいる。明確な施設の方針を主軸とし、子ども自らが治療に専念することで退所後の目標を目指せるよう、職員は確固たる姿勢で臨んでいる。そのために不可欠な職員のスキルアップへの環境は十分確保され、主体性を育む恵まれた体制が整備されている。常に子どもの安心を最優先に考える職員の一人ひとりへの細やかな気配りと真摯な姿勢は、強力な治療効果を生み出し、法人の強みである広域のネットワークを存分に活かした柔軟な支援へと、さらなるつながりが期待される。

◇改善が求められる点
 治療施設としての専門性も重要ではあるが、子どもの生活の場としてのぬくもりや温かさが足りなくはないだろうか。例えば、見てわかる環境面での工夫など、もう少しあってもいいのではないか。また、今以上に被虐待児や発達障害等の子どもたちの増加が見込まれるなかで、やはり専門医及び学校関係者を交えたより強力なチーム体制による柔軟な支援も、求められるであろう。県の指定管理という運営面での困難さはあると思われるが、前向きな検討を望みたい。今回の第三者評価の義務化により、より地域に開かれ、必要とされる施設として地元との相互交流が推進される。その先がけとして、県下唯一の専門施設としての重責を乗り越え、より強いリーダーシップを発揮し、他県にない先進的な取り組みを今後も期待したい。
【5】第三者評価結果に
対する施設のコメント
 施設としてはじめての第三者評価でした。学園内に設置したプロジェクトチームを中心に全職員が関わって自己評価を行いました。その過程で、日頃当然のように行っている業務を点検し、その根拠や意味を改めて共通認識できたことが、大きな収穫だったと思います。
 第三者評価において、学園がこれまで特に力を入れてきた心理治療・生活支援のあり方を高く評価していただけことは、ありがたい限りです。ご指摘いただいた課題については、真摯に受け止め、学園内で議論して、できるところから早急に改善していきます。また、専門医の確保など医療面の充実、学校教育との連携強化については、県や明石市教育委員会等関係機関のご理解と協力が必要ですので、協議しながら改善に努めます。
 財政面でも人員体制面でも厳しい運営環境にはありますが、子ども達が安心して過ごせる施設づくりと専門性のさらなる向上に努め、今後も社会のニーズに応えて行きたいと考えています。
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