【1】第三者評価機関名 | (株)百五総合研究所 |
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評価調査者研修修了番号 | №SK18136 №03-1 |
【2】種別 | 児童養護施設 | 定員 | 24名 | |
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施設長氏名 | 岡山 修大 | 所在地 | 三重県 | |
URL | http://www.hijirinoie.or.jp/ | |||
開設年月日 | 1954年11月23日 | 経営法人・設置主体 | 社会福祉法人聖の家 | |
職員数 | 常勤職員 | 14名 | 非常勤職員 | 6名 |
有資格職員 | 保育士 | 11名 | 教員 | 1名 |
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社会福祉主事 | 3名 | |||
施設設備の概要 | (ア)居室数 | 19室 | (イ)設備等 | |
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(ウ) | (エ) | |||
【3】理念・基本方針 | 【理念】 暖かい愛情・正しい知識・専門的技術を持って育まれ、明るく豊かな明日を約束される施設こそ児童の天国である。 【基本方針】 「脱施設宣言 皆が家人になる」をもとに、子どもも職員もみんなが家族となって自分たちの家である聖の家を大切にしています。 ・養護施設の原点である「家庭的機能」を追求する。 ・「育つことが出来る環境」、「学ぶことが出来る環境」づくり |
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【4】施設の特徴的な取組 | 「We Love! Let's Begin!!」 We Love:愛するということは相手を大切にすることです。職員も子どもたちも全員がお互いに思いやりを持ち、愛を持って大切にし合おうという意味が込められています。 Let's Begin:挑戦する心をとても大事にしています。全員が何かを成し遂げる為に新たなことを始めようという気持ちを持ち、また、みんながそれを応援し、より聖の家を良くしていこうという意味が込められています。 |
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【5】第三者評価の受審状況 | 2019年07月01日(契約日)~ 2020年03月13日(評価結果確定日) | |||
前回の受審時期 | 平成28年度 | |||
【6】総評 | <特に評価が高い点> ・事業計画の策定を含め、PDCAをまわしながら職員同士で改善に取り組む体制ができています。また、施設長は、仕事に関する知識だけでなく社会全般の見識を広めることが職員にとって大切であるとの考えから、新聞を読む習慣を推奨したり、何にでも関心を持つような職員を育てる取り組みに力を入れています。 ・実習生受け入れマニュアルを整備し、実習担当職員が丁寧な指導に努めています。年間15人程度を受け入れていますが、最近採用した2名は、当施設で実習して就職したとのことで、実習生への指導を積極的かつ力を入れて取り組んでいます。 ・職員の心構えや仕事に対する取り組み姿勢などを記した「愛10則」「仕事10則」を、施設が期待する職員像として明示しています。また、体罰の禁止や子供の意見を尊重することを施設全体で取り組み、ものをなかなか言えない子どもの意見を聞くように心がけ、職員は「心の会話」ができるように施設長は常に指導しています。 <改善が求められる点> ・単年度計画や収支計画等は策定されていますが、中・長期計画と同様に数値的な目標設定が不十分です。単年度計画については、中・長期に比べ定量的な目標も設定しやすく、計画に数値的目標を取り入れることで、職員が目標意識をもって取り組まれことを期待します。 ・退所者に対しては何でも相談できる雰囲気づくりに心がけ、退所後の対応状況も記録管理しています。また、施設のイベント開催時には退所者に招待状を出すなど、子どもたちが退所者と交流する機会を積極的に設けていただく事を期待します。 ・子どもは一人部屋で、プライバシーが確保された空間となっており、職員もプライバシー保護に関する意識が高いことが職員アンケートからも伺えます。しかし、その基になるプライバシー保護規定・マニュアル等の文書の明確化が望まれます。 |
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【7】第三者評価結果に対する施設のコメント | 第三者評価を受審することにより、どの部分が不十分なのかを具体的に認識することができました。日々の取り組みに関しては尚一層の努力が必要であると感じています。指摘を受けた点については真摯に受け止め、改善の努力をして参ります。 |