【1】第三者評価機関名 | セリオコーポレーション(有) | ||
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【2】種別 | 乳児院 | 定員 | 20名 |
施設長氏名 | 古屋 光晴 | 所在地 | 静岡県 |
URL | http://www.netinsz.ne.jp/~nyujiin/ | ||
【3】実施調査日 | 2013年07月11日~2014年02月13日 | ||
【4】総評 | ◇特に評価が高い点 ・自然の残る落ち着いた閑静な住宅地域に数年前移転、施設内も、明るく清潔で、ぬくもりの感じられる住環境である。様々な個別対応に使用できる部屋も確保されている。 ・入所児の半数が1歳未満の乳児であり、また、発達の課題等を抱えている乳幼児も多い実状の中、本年度より、専門家の指導のもとでのベビーマッサージや外部のインストラクターを交えてのふれあい遊びを新たに取り入れる等工夫し、愛着関係の深まりや幼児の健やかな成長に努めている。 ・今回の第三者評価受審を機に、自己評価の結果を分析し、施設として取り組むべき課題の幾つかが、明確に把握され、改善策も検討されており、施設運営や乳幼児の養育や保護者への支援の内容改善や充実、強化を図っていこうとする強い意欲が感じられる。 ◇改善が求められる点 ・静岡市立の乳児院から民間民営の法人立乳児院になり年数が浅いため、民間施設としての特性を活かした運営理念・方針が明文化されておらず、十分な周知もなされていない。 また、中・長期計画や各記録簿・マニュアルの策定・整備等については、これから整備されるものも、取り組みの途中段階のものもある。施設運営や養育・支援の内容の改善・向上に向けて、さらに職員間の共通理解を深め、改善計画策定、実行、評価、見直しのサイクルでの継続的な取り組みが期待される。 |
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【5】第三者評価結果に 対する施設のコメント |
第三者評価を受審して、施設として取り組まなければならない課題などが明らかになりました。一方で、第三者から見た静岡乳児院の強みや弱みも分かりました。 現状に満足することなく、より良くしようという姿勢を持ち、厳しい目で自己評価を行う職員が多いので、各職員の適性を活かしつつ、乳幼児期における発達の保障を図るため、家庭的養護と個別化に向けた養育に取り組むとともに、職員が過度な精神的・身体的負担を抱えることのないように環境整備に努めてまいりたいと考えています。 |